エモの名は。

エモの墓場

婚活は写真が命。私が結婚相談所に登録した理由。

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春、出会いの季節ですね。皆さんお元気ですか、ごきげんよう

もはや「結婚は"普通"にできる時代ではない」という共通認識が走る現代社会。タラレバに代表されるような「アラサーで結婚できない女」になりたくないアラツーが大量生産されて血を血で洗う大戦国時代。アラフォーからアラツーまで「結婚しなきゃ!」と奔走してるってやばくないですか?

山田昌弘氏と白川桃子氏によって提唱された「婚活」も流行語を超えてもはや常識になりました。

「婚活」時代 (ディスカヴァー携書)

「婚活」時代 (ディスカヴァー携書)

 

私も例にもれずに

「彼氏と別れた!」

「やばい出会いがない!」

「結婚したい!」

「婚活するか!?」

と活動し、結婚相談所を利用した時代があります。ので、これから婚活する人へ何か役に立つかもしれないし立たないかもしれない情報を提供しようと思います。

「結婚相談所は最後の砦」なのか問題

結論を言うと「最後の砦と思って乗り込むと、まったく守れない」です。

これは多くの女性が勘違いしていますが、結婚相談所に登録したら結婚できるかというと、そんなことはありません。単純に一つ、出会いの確率を上げる機会を広げるだけです。彼氏がいない、もしくは現彼氏が結婚に向く相手ではない場合、新規の出会いを求めるわけですが、その方法はざっと下記があります。

  • 紹介
  • 合コン
  • 社内外、仕事関係
  • 婚活パーティ
  • ネット婚活・アプリ利用
  • 結婚相談所
  • その他偶然の出会い

この出会いのパターンのうちの一つ、それが結婚相談所。

皆さん、この原則はきちんと頭に叩き込んで!金を払うのだから、きちんとリターンが欲しい」その気持ちはわかります。わかるよ、安くないもんね。

でも、相談所が提供してくれるのは「結婚の意志が有り、経歴がわかる男性との出会いの機会」であり「私が理想の相手と結婚できること」ではない。ここを勘違いしてると、割と地獄が始まるのです。手段の1個だと思って、複数並列でやるのがいいと思います。

でかいお金は「成婚料」か「入会金」

婚活サービスには大きく分けて2つの形態があります。

  1. 結婚情報サービス型
  2. 結婚相談所型

まずどちらを選ぶかでずいぶん変わってくるので、その点吟味してください。

1.結婚情報サービス型

大手だとオーネット(楽天)、ZWEI(AEON)などの婚活サービスです。

特徴は「入会金」が高額。ただし成婚料はなし。ランニングコストとしての月会費は別途かかります。

オーネットならオーネット、ZWEIならZWEIの入会者が登録されているデータベースで自分で条件検索をして、いいなと思った相手に申込み、OKだったら会って話を進めるという形になります。なので対象人数は「そのサービスの登録者数」になります

身長170cm以上、年収600万以上、年齢は30歳以上…などと好き勝手な検索条件で探せます。写真は見れないことがあったり、別料金だったりしますので、その点は各社サービスの詳細をしっかり確認してください。

アドバイザーはもちろん居ますが、あまり手取り足取りフォローしてくれるというよりは、「自分で見つけて自分で会って、自分でうまいことやって★」という自力システムになっています。

なので、「いいなー」と思った人がいたらさっさと連絡し、会う段取りを決めて、場所を決めて会う、よかったら連絡先交換して仲を深める…など自分でざくざく動ける人はこちらが向きます。

ただし、明らかにそのスタイルが向いていないのにPR力によって「婚活=オーネット」というイメージが付きすぎているため、こちらを選ぶ人が多いようにも思います。

そのために段取りが手慣れていない、初回の顔合わせの珈琲代が完全割り勘だったなどの本質ではない点で「微妙だった」という感想を持ちやすい点は地味にデメリットかと思います。

あとどうでもいいんだけど、ざっと見せて貰った限りZWEIUIが90年代でした。まだこの画面あるんだ~~~~~!っていう謎の感動すら覚えました。

入会金は女性が20代だと、少し金額に躊躇を見せるとざくざく下がっていったりするので、うまく高尚してください。

2.結婚相談所型

こちらは所謂「仲人型」。

古式ゆかしい「お見合い」形式です。入会金は安く、始めるハードルは低め。その代り「成婚料」で大金が出ていきます。月会費は別途かかります。

個人で実施しているところと、大きな結婚相談所組合のデータベースを共有している場合の2パターンがあります。賃貸契約の場合と同じく、仲人は仲介業者と考えて貰えれば差支えありません。大手のDB検索の場合、仲介業者が違えど、登録物件は同じなので「どの相談所、どの仲人を選ぶか」が重要になるのがこちら(入会金、月会費なども相談所によって違います)

尚、こちらも自分の条件入れてソートすれば対象の人がずらっと出てきます。

仲人はアドバイザーなので、「この人はどう?」というリコメンドもあるし、進め方などは全て「相談所のマニュアル」があるので、細かく決まっています。例えば初回に会うのはホテルのラウンジで、お茶代は必ず男性が支払う、などです。

連絡先の交換も会って見てお互いがいいなと思えば仲人を介して交換し、その後連絡を取っていく…といった手取り足取り形式です。「相手がどう思っているか」ただし、全てを仲人を通して連絡調整などが入るので、とにかく遅い。

「今日空いているから会いましょう」っていうスピード感は0です。

相手がどう思っているか?どうしていったらいいか?などは相談員に逐次相談することも可能なので、慣れてなかったり不安がある人はこっちのがいいかもしれないですね。

私が結婚相談所型を選んだ理由

成婚に対して金額払うほうが合理的だと判断した、というのが一番大きな理由です。相談所使うのは結婚をするためなんで「成婚」したときの成功報酬って考え方のほうがお金を払うことにたいして納得感があるなと思ったので。

まぁそんな感じだったんですけど、その他は以下。

  • すべっても笑える程度の初期費用だった(3万円程度*)
  • 顔は事前に確認したいから写真は見たい
  • 結婚情報サービス型は、アプリやネット婚活との差があまりわからない
  • どうせやるなら「お見合い」の方が面白そう

こんなところですかね。

とりあえず調べてみて、自分がいいなと思う相談所の説明を聞きに行ったりするのがいいと思います。このほか「医者限定」みたいな限定物もあり、そっちだと女性の入会金の方が高かったりします。

*20代限定キャンペーンで入会金が無料だか1万だかになっており、その他プロフィール用の写真代と月会費を合わせて3万円程度でした。

相談所型は写真勝負!詐欺でも釣れなきゃ始まらない。

逆に言うと、「顔写真が見えるので、顔という判断がどうしても働く」のが相談所です。お見合い写真みて「いいわね」「よくないわね」が働きます。なので、みんなフォトスタジオで取ることを勧められて、なんかうまいことキレイに仕上げてくれます。プロさすがー!

写真に関しては「キラキラモデル美女」よりも「セントフォースの女子アナ」が最強です。もうね、婚活における最強ワードは「女子アナ」ですから、そこはキモに銘じてください。「でも、私普段そんな恰好しないんですけど…」とか言ってたら戦には勝てません。戦には戦にふさわしい武装というものがあります。

普段鎧着ないから、戦場でも着ませんっていいます?

それ平時の服装で、戦時の服装じゃないんで。

自分を知ってもらうっていうのは、出会った先にある話なので、最初に「これが私です!」って押し付けられても知らんがなですし、それを押し通したい人は間違っても「安パイに寄せることで確率が上がる」システムになっている結婚相談所なんて使っちゃだめだと思います!

総括:ひとつの手段としては有効

当たり前なんですけど、ここで結婚できる人もいるし、できない人もいますが、やってみないとそのチャンスは巡ってこないので、「確率はできるだけ上げたい」思考で使ってみるのはありだと思います。

私は結果的に「いや、これ自力で3人紹介してもらってデートまでこぎつけてる間に1人とも進まないじゃん、スケジュール感全然合わない」って思って辞めたんですけど、やってなかったら相談所を「最後の砦」と「夢の桃源郷」とかだと思っていた可能性は高いので、その理想を叩き潰す意味でもやってみてよかったです。

私の場合は、婚活をしてみて出会ってそこそこうまく行く人達が「婚活」の場を使ってなくてもどっかで仲良くなったり出会ったりしそうな相手だったので、確率を上げる面では有効だと思いました。

何かご質問がありましたらDMでも頂ければ全然答えます。

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