バレエなのでバレエ靴(ヒール10センチあって死にそう) pic.twitter.com/aN4BmMFmxN
— ぱぴこ (@inucococo) 2020年1月4日
先日のロシア旅では日程が合わずにバレエ観劇叶わず。クリスマスのくるみ割り人形は2~3年に1度程度の頻度で見に行っていたのですが(Kバレエカンパニー多し)、白鳥の湖はなんと、2X年ぶりになりました・・・・・・。まじでか。小学校低学年ごろ、森下洋子の白鳥の湖を見たはず。
ちなみに私が一番好きなのは『眠れる森の美女』なのですが、こちらも久しく見に行っていないです。英ロイヤルバレエ団のが好きです。
生で見たいなぁと思うのは『不思議の国のアリス』です。シアターで3時間見ましたが、非常に楽しかったので機会があれば見たい演目です。
可憐なオデットと王子~なジークフリートにうっとり
私が見たのはアンナ・ムロムツェワ&ニキータ・スハルコフの公演です。
まぁ、ぶっちゃけ何も下調べをせずに日程だけでとった。私はバレエは普通に好きだが詳しくはないのだ。
本来オレシア・シャイターノワが主演予定だったものの、足の故障でアンナ・ムロムツェワに変更になっておりました。大変お美しく、可憐かつ、初の日本での白鳥全幕デビューというタイミングで見れたのはラッキーでした。
ちなみに今回の目玉はエレーナ・フィリピエワの最後の白鳥全幕が目玉です。
プロポーションがよすぎて異次元
アンナ・ムロムツェワですが、ちょっと本当に心配になるくらい細かった。
S席が取れたので、だいぶ舞台に近かったのですべてがばっちり見えました。夫と観劇していたのですが両名の感想は「不安になる細さ」という感じでした。特に白鳥のオデットははかなく弱弱しいこともあり、黒鳥のオディールのときよりもさらに「折れそう」感がすごい。
とにかく手足が長く、顔が小さく、かつ顔立ちも美しいプリマなので、「バレリーナ」という職業から想像される全てを持ち合わせているという感じでした。顔もめちゃくちゃにかわいい。本当にかわいい。
パンフレットにも「恵まれたプロポーション」という文字が躍りまくる、周囲からの評価でもそういった評価が語られていたので、本当にもうプロからみても「バレリーナ」としての最高のプロポーション持ちなのだなという感じ。
実際に舞台を見ていても、周囲もプロのバレリーナなのに、もう、段違いのプロポーションでした。一人めちゃくちゃ手足が長い、顔が小さい。この人群舞絶対おどれなくない!?的な異質感がありました。主役しか張れないタイプや・・・・・・。
長身&手足がながいにも関わらず、ぶれることもなく踊りは非常に美しく優雅でした。
黒鳥の32回転はさすがの見ごたえ
白鳥といえば・・・・・・の、黒鳥の32回転。
生でみると迫力がやばばばばー!って感じでこれだけで全ての元を取れた(なんの)
動画はスヴェトラーナ・ザハロワ様の黒鳥。身長が高くて手足が長いことで有名なスヴェトラーナ・ザハロワ様と比べてもアンナ・ムロムツェワの手足の長さがすごくてもうなんかすごい(語彙力)
第四幕の美しさは「これぞ白鳥」という感じ
※今回の舞台構成は全三幕構成で、一幕・二幕ががっちゃんこになった70分の長丁場でした。公演でいうと三幕にあたりますが一般的な第四幕として記載します。
ニキータ・スハルコフの踊りはとても柔らかく優美だったので、アンナ・ムロムツェワの繊細なオデットとあわせて踊る最後の愛を確かめる幕はもう「姫と王子だ・・・(そのまんま)」という謎の感動がありました。
本当に「これしかないですね!」と思わせるような美しい最終幕で大満足でした。しかし3時間座っているとお尻が割れます。痛かった。
主役級は文句なし、ただし群舞のできは若干・・・・・・あれ?
ロットバルトも含め、主役級3名の踊りは大変すばらしく見ごたえがあるものの、白鳥という白い衣装をまとっての群舞が見所の一つであるにもかかわらず、群舞については「んんん?」という違和感が残るように感じました。
単純にずれていたり、一人タイミングが明らかにずれているのがいたり、なんというかちょっとチグハグに感じる場面が多くて、「二軍か・・・?」みたいな気持ちになりました。素人目だけど、夫も思っていたようでお互い「おやや?」となりました。
あと個人的には衣装もちょっと貧相に感じる点があり、そこらへんは残念だった点でしょうか。
もう少し文化に触れようと誓った新年
ふと気がつくと、コンサートも観劇も映画も美術館も「行こうと思っていたのに終わっていた」になってしまうし、バレエ自体もあまりにも久しぶりだったことに反省してできるだけ見ていきたいと思うなどしました。
子供の頃は親や学校がケアしていてくれて、クラシックコンサートも行っていたし、バレエや楽器も見たりやったりしていたのにこの体たらく。正直日本での観劇も文化に触れるのもアクセスのハードルが高い&金額が高い&情報のアクセスも悪いみたいな3重苦だよなぁと思うなどしますが、欧州は数千円で見れるのに~っていってもここは日本なので、できるだけ素敵なものに触れるようにしたいと思いました。
会場も老人とバレエを習っているだろうお子様連ればかりで、20~30代の人はめちゃくちゃ少なかったです!!!
ウラジオストクバレエ旅をぜひやりたいと思うなどしています。
●大変たのしかったウラジオストク旅
面白いかと言われると微妙ですが、私は好きだったマチルダ。映画館で見ましたが隣の人が爆睡&超人が入ってなかったです。パンフを買おうと思ったらなぞに倉田真由美の漫画が入っていて買う気がうせました。主演は『ゆれる人魚』 のゴールデン、ミハリーナ・オルシャンス(かわいい)
元ネタのバレリーナ、ナークシェシンスカヤの伝記。