エモの名は。

エモの墓場

Loftのバレンタイン広告が読解力を求められすぎる件について

1/20に公開された、ロフトのバレンタイン広告について「???」と混乱したのでちょっと書いてみる。今回の全体概要とそれによって発生する「よくわからん」という点についてはねとらぼGirl's sideさんの記事にまとまっています。

ほぼ同じような内容になってしまうものの、私の感じた「よくわからん」について書いてみます。

目的が何かがさっぱりわからん

広告ヴィジュアルや動画のストーリーラインは「マウントし合う女達」

笑顔でマウントし合って上辺だけの関係を強調しながら、最後は「友達だよね~」「やっぱり女の子といるのが一番たのし~」と薄ら寒い友情物語で〆。しかし、裏ではしっかり髪やスカートを引っ張り合っていて、「女ってこわーい」をヴィジュアル化しています。

上記自体も使い古されて手垢が付きまくった「女あるある」なのであるが、それをバレンタインに絡める必要ってあります?なくない?

このようなマウンティングが百歩譲って女あるあるだとしても、バレンタインにおいてこれは「あるある」なのか?などという無限の疑問が沸いてくる・・・。まるで泉・・・。

『マウンティング』という概念はありますが・・・

昔なつかしい『ファーストクラス』はゴリッゴリにマウントしあう女達を描いており、それは大層面白かった。なぜかと言うと、ガチでやりあう美女たちというテーマで走りきってるから(ファーストクラスはファッション雑誌編集部におけるバチバチがテーマでしたが、某世界的女性誌の編集さんによるとハイファッション誌などはガチでプラダを着た悪魔の世界が広がり、ヤベェ戦争が日常とのことでした。痺れる)

ですが、今回のような中途半端に悪意のある「女あるある」をやるとスベる。それは「女の子ってこんなんなんでしょ!」という雑な偏見で作るからでしょう。

別に足引っ張り合う男たちなんていうのもめちゃくちゃにいるし、「男の嫉妬」も十分に怖いのですが、世間は「女同士の陰湿なやりあい」が好きなご様子。ふーん。

唐突な「女って楽しい」のメッセージでよりわからん

動画は批判を受け2019/2/4に削除されました。その詳細はこれまたねとらぼさんのこちらの記事に記載があります。

2月14日(木)はバレンタインデー。 あれこれ悩んで楽しめる、この1日は女子の特権! 楽しまなきゃもったいなくない?! あげたい人に、選んで、包んで、 作って、集って、撮って、のせて。 おもいおもいに楽しめる、2019年ロフトのバレンタイン。 今年は、人気イラストレーター・竹井千佳さんとロフトのコラボも実現! ポップなデザインがオトメゴコロをくすぐります。 さぁ、バレンタインを楽しもう!

ずっと「女同士は”私たち、ズッ友~★”ってやってるけど裏では殴り合いしてるよ~☆☆☆」という動画を「バレンタイン!」という文脈で見せられて混乱し、ふとテキストメッセージを見ると「女子の特権!楽しまなきゃもったいなくない?!」とくる。

散々「足を引っ張り合う」場面を見せているのに唐突に「女って楽しい!」とHAPPYな要素を感じ取れと求めてくるの、サイコパスでは。

あと「!?」じゃなくて「?!」の順番なのが気持ち悪いです。

f:id:papapico:20190202235002p:plain

公式サイトのTOP画像(https://www.loft.co.jp/lp/valentinesday/)

怒りより前に心配になる広告は完全に失敗

過去のルミネや資生堂、最近だと西武のお正月広告など、「それは違うだろ」と根本的な解釈が女性軽視であることで燃えたものはありました。なんか言わせろ!と思ったものもある。 が、これはそこにたどり着いておらず、そもそもアウトプットとしての品質が悪すぎて、受け手が悩むというものに仕上がっている。単純に出来が悪すぎる。

papapico.hatenablog.com

papapico.hatenablog.com

papapico.hatenablog.com

ロフト公式のYoutube動画も数が少なくて、とりあえずでのお仕事なのか?みたいな邪推までしてしまう。前述したように、背景には雑に「女同士は怖いよな~」的な偏見があり、それを出すと「あるある~」と盛り上がるんだろうなって適当に思われているんだろうなーとは思う。

が、とにかくよくわからなくて、これを出していいって思った人は感性がやばいからちょっとお休みを取ったほうがいいと思います。ちゃんちゃん。 

 ◎マウンティングって言葉も結構古いのよね

2014年なのでもう4~5年前ですね。『マウンティング』という概念が浸透して、それを元にドラマ化されたという認識。確かにマウントしてくる人というのはいるので、これ自体が「ない」とは全然思っていないのですが、別に「普通」なわけでもないので、「女はみんな影で罵りあったりしてるんでしょ」って主語をでかくするのはただ雑で失礼なだけです。

女は笑顔で殴りあう:マウンティング女子の実態 (単行本)

女は笑顔で殴りあう:マウンティング女子の実態 (単行本)

 
ファースト・クラス [DVD]
 

 

2019年の目標は「自分の引き出しを全部あけて発信する」にした。

明けて1か月がもはやたちました。はやいな。

引き続き、節制と断舎利は引き続き本年の目標なのですが、目標設定するなら表題かなと思い、忘れないように書いておこうと思いました。

ちょっぴりアカウントの振り返り

私がTwitterを始めたのは2015年で、本当に仕事のストレスがまじでまじでヤバ谷園すぎて、つながり0の愚痴のゴミ箱として開設したのが始まりです。

最初のたてつけがゴミ箱だったので、ある意味でとてもTwitterらしい、とりとめもない、頭に思いついたことをつらつら投下するためだけに作りました。もちろん誰かに見せるものでもない、メディア化としての戦略など0の、100%適当な垢です。考えていたら発権アイコンなど使わないぞ。

それまで、Twitter垢がなかったわけでもないですが、特にハマることもなくパスワードを忘れて終わる・・・を繰り替えしていました。

ブログも似たようなもので、何度か日記的につけようと思っていたものの、続かず今もインターネット上にもしかしたら残骸が残っているかもしれないです。ちなみに垢名は昔適当に開設した「芥川ぱぴ子」という名前にちなんでます。氷帝のジローが好きだった+仔犬のぱぴーからきています(どうでもいい・・・)

継続的に何かを更新し続けた最後の記憶は昔同人をちょろっとやっていた頃のガンダムSEEDとかが最後(年しかばれない)だったので、いやはやなんだかんだ10年ぶりくらい・・・?みたいな感じになりました。ので、御手洗さんのこのエッセイはめっちゃ刺さりますね。

腐女子になると、人生こうなる!?底? (ZERO-SUMコミックス)

腐女子になると、人生こうなる!?底? (ZERO-SUMコミックス)

 
腐女子になって四半世紀経つとこうなる?底?懐古編 (ZERO-SUMコミックス)

腐女子になって四半世紀経つとこうなる?底?懐古編 (ZERO-SUMコミックス)

 

商業活動につながったもの紹介

りっすんへのコスメ記事の寄稿

学生時代に女性誌関連のインターン(アルバイト)をしていたので、そのときにちょこっと記事を書いたりしたことはあったのですが、時給内のお仕事だったので、本垢で初めて「文章でお金をもらう」という体験をさせてもらったのが『りっすん』でのコスメ記事。好きなものについて書かせていただいたので非常にうれしかったです。

Diorの新作発表会参加

そしてインターネットでDior愛を消費者として叫んでいたところ、先日はDiorの新商品イベントにお声がけいただきました。instagramキラキラガチ勢にまぎれて参加できたのは大変基調な機会だったのでうれしかったです。まさかこういった形になるとは思っていませんでしたが、好きなものについて発信するの大事だな・・・。インターネットすごいな・・・。誰でも何にでもなれるな・・・(@ズートピア)と心から思った事柄でした。

まさかの初連載

さらに、1/31からはジョイキャリアさんで『キャリアの悪知恵』というタイトルで連載をさせていただくことになりました。わーい!

できるだけ「記事内での結論をきちんと明示する」ことを目指しています。「これが正解」というものは出せませんが、私なりのメッセージはちゃんと出したいので、誰かの役にたつといいなと思います。頑張って書きます。メッセージがないものはクソって昔上司が言ってました。

結論:がんばろー

会社のお仕事も上半期は割と踏ん張りどころなので、頑張りたいなとは思っている。あともう一個、仕込み中のものがあってそれも上手くまとまるといいなぁと思っています。決まったら頑張りどころが1個増えますが、決めたい。

元来面倒くさがりの超デブ症で自分からがんがん発信するのがそこまで得意というわけでもないので、今年は「めんどくさがらない」を合言葉にしてこうと思います。

なんていうか変に完ぺき主義で、自分が「できる」と思って自信を持つまで時間がかかる(というかそんな日はこない)ので、Quick and Dirtyの精神で頑張るぞ!

めっちゃ「思います」が多い文章なので、上司に見せたら怒られるやつですが、決意表明なのでいいとしましょう。

 コピックを今一度有効活用するという頑張りもしてみようかな・・・・・・という気持ちにちょっとはなってる・・・。とりあえず全体的になんかがんばる。

3/1発売のDior Foreverは、激務系女子必須ファンデーションである

3/1に新発売のDiorリキッドファンデーションのイベントに参加してきました。今回発売されるのは、マット / グロウの2種類のファンデーション。最近のDior大好き芸人っぷりに目を留めていただき、キラキラした方々に囲まれた一般人枠の参加と相成りました(イベントの様子はinstagramの#DiorForeverタグなどで見ることができます)

f:id:papapico:20190125144525p:plain

ファンデーションの色グラデーションをイメージしたパネルがお迎え

 

光を吸収して発光するマット、反射して輝くグロウ

今回発売する2種のファンデーションは、その名の通りそれぞれ下記のような特徴を持っています。

  1. マット:擦りガラス越しのソフトフォーカスのようなセミマットな仕上がり
  2. グロウ:みずみずしい潤いとツヤで、光を集めてきらめくような仕上がり

手の甲に出した質感は、マットも水っぽくしっとりとしており、「これがマットのテクスチャなの?」というような水っぽさがありました。しかし、伸ばすとさらっとしたパウダーのような質感に変化します。グロウは本当に「水!?」というくらいウォータリーな質感で、マットよりもさらに伸びがよく、軽い質感を感じられました。

マット、グロウそれぞれ非常にみずみずしいテクスチャで、この特性を活かしたマットは「厚く、やぼったく、重い」仕上がりではなく、軽さとちょうどいいツヤ感が出るセミマット。

2つの質感は完全に違うものではなく、近しさを持ちながら仕上げたときの最後の印象が違う・・・といったある意味の「いいとこ取り」をしている製品なのだなと理解しました。

しかし、近しいとはいえど、光を当てたときの反射の仕方はまったく違う!グロウはその名の通り、光を当てたときのツヤと煌きがものすごい。頬、Cゾーン、鼻筋などの高いところにわっと光が集まり、華やかさが肌から溢れんばかり。マットは、グロウとは違い、光を吸収するように肌の内側に集めて、中から光を当てているような柔らかい光を集めるような形で肌の美しさを際立たせていました。

f:id:papapico:20190125145726p:plain

左からメイクさん、グロウ、マットのモデルさんと並びます。

マットが苦手な私が感動した最高のきちんと肌

実際にタッチアップしていただく場があり、普段ならグロウにしか興味がないものの、説明と実際を見た結果心はマットに興味深々。元気よくBAさんに「マットで!」とお願いして肌を作っていただきました。

結果、「めちゃめちゃきちんとした顔」になりました。

私はパーソナルカラー診断で1st冬、2nd春/夏のため基本的にツヤのほうが得意なのですが、老けたり厚ぼったくならず、しかし毛穴や粗は当然のごとくカバーされた肌が仕上がっていました。

ツヤ系はその特性上「薄づきで光で飛ばす」という方向に仕上がりますが、マットは「きちんとカバー」の特性が強いため、均一で作りこまれた「お化粧をしている肌」として仕上がる点が目から鱗

チークを250バル、リップをマキシマイザー004コーラルで仕上げていただき、たいそうかわいいオレンジメイクになったので、この2つは近々購入しよう・・・と思っています。

f:id:papapico:20190125132207j:plain

自分に似合う色が見つかるであろう色展開

激務女子には「重くない仕込んだ肌」を作れるマット推し

お仕事上、人前に立ったり顧客と商談したりする機会が多いと、ちゃんとしたメイク」は圧をかけるためにも欠かせません。とはいえ、オフィスにこもりっぱなしだったり、移動で動き回ったりすることも多いお仕事女子的に「肌が重い・・・」と感じるお化粧をずっとしていなくてはいけないのはストレスになります。

papapico.hatenablog.com

こんなことを考えるくらいには、仕事とメイクの関係は深い・・・。

ところが、本ファンデーションはDior様のスキンケア知識がぎゅっと入っている24時間仕上がりが続くというコンセプト。メイク直しをこまめにする必要もなく、つけっぱなしでも肌負担が強くない本品は「仕事をする女」にぴったりの製品です。つけてもらったあとに「人事系イベントやプレゼンがある時はぜったいこれで顔を作ろう・・・」と決意させるほど、顔の印象が変わりました。肌はメイク時の土台になり、面積も広いため、やはりファンデーションによる印象左右のパワーは絶大だなと感じました。

ぜひ発売後のタッチアップで感じて欲しいのですが、個人的に「老けないのにレベル2くらい上がったきちんと肌」の感動はすごかったです。グロウももちろん華やかに仕上がりますが、こちらは自分の楽しいイベントの時や休日に使って欲しい。きらっきらなので!

華やかさも、きちんと感も、ファンデーション一つで操れる

30歳も過ぎてよくも悪くも自分の型が決まってきており、「自分はマットが苦手だしな」と最近あまりトライをしていなかったので、今回のイベントと製品に出会えたことは非常にプラスになりました。殻をばん!と破ってくれる製品との出会いによって、ますます「自分の印象を1つに絞る必要はない」ということを実感しました。

メイク、ファッション、小物類のそれぞれで、なりない自分をプレゼンテーションしていくのは最高に楽しいですね。3月という年度末、春を迎える準備をする季節に発売される新商品で自分のイメージを変えてみるのも楽しいのではないでしょうか。

非常に楽しいアフターファイブを過ごすことができ、たいそう満足した木曜日でした。

 

◎関連記事

papapico.hatenablog.com

 

papapico.hatenablog.com

papapico.hatenablog.com

 

 

喪失の痛み、搾取による相対化、忘却による再生 『ソフィ カル―限局性激痛』展

 人生最悪の日までの出来事を最愛の人への手紙と写真とで綴った第1部、そして、その不幸話を他人に語り、代わりに相手のもっとも辛い経験を聞くことで、自身の心の傷を癒していく第2部で構成され、鑑賞者に様々な問いを投げかける。

月400時間ほどを捧げ、オフィスラブの思い出が詰まる品川に久々に降り立った。1月5日から原美術館で開始された『ソフィ カル―限局性激痛』を鑑賞するためである。
幸か不幸かその人との恋は、痛烈な失恋を伴うものではなかったが、まだ勤務するであろうオフィスにほんの少しばかりの思いを馳せた。風の強い晴れた冬の日、白っぽい風景の中で1人向かう美術館、というシチュエーションなのだから、少しばかり感傷的になるのは許してほしい。

原美術館は北品川、御殿山に佇む美術館である。周囲になにもない北品川の駅に降り立ち、歩くこと10分程度で到着する。城南五山の一角らしく、目につく建物は短くない時と億の香りを存分にふりまいている。向かうには、品川で降車し、マリオットホテルへの無料シャトルバスを使うのが最も効率的だろう。そうして白い塀に囲まれた「原美術館」の看板を称える、目的の場所にたどり着いた。

f:id:papapico:20190110225859j:plain

展示物の看板

「幸福の記憶は喪失への序章」だという前提を共有しての鑑賞

『ソフィ カル―限局性激痛』の展示は二部構成で、それぞれ一部が1階、二部が2階の展示場と、物理的にもわかれている。 

一部は日本に留学したカルの92日間の日本留学時の写真と、この後ふられることになる最愛の恋人からの手紙、その恋人へあてたカルの手紙などが並ぶ。そして二部は失恋の痛みを他人に話し、かわりに相手のもっともつらい経験を聞くことで失恋の傷を癒す経過の表現となっている。

私を含め、この展示を見る人は誰も、これが「失恋による痛みとその痛みからの癒し」を表現したものだと知っているし、展示場で渡される作品概要のチラシにも明確にコンセプトが記載されている。

f:id:papapico:20190113011157j:plain

それらを目にしてスタートするため、「その日」に向かってのカウントダウンを赤いスタンプで押された写真たち(一見なんの変哲もない、他愛もない、ともすれば甘い恋人同士のやりとり)を見るほど、身構える。当然だ。「落ちる」とわかっているジェットコースターのようなものだ。しかし、その確定した未来は予測を裏切られ、第一部は幕を閉じる。
この「結末が明記されており、予測しながら鑑賞しているのに裏切られる」という経験はなかなかに貴重なので、ぜひ実物を見て感じてほしいと思う。予想外の終わりを迎えた第一部に若干の疑問を抱きながら2階への階段を上って二部に入っていくのだが、この1階と2階に物理的に分かれた美術館で展開される点がまたよい。強制的に挟まれる「間」によって自分の中の頭の中が整理されて、「さて第二部へ」という気持ちの整理がついて次に望めるからだ。これは写真集や画集などでは決してわからない事柄で、久々に美術館という場で鑑賞する意味を感じた。

そんなわけで、二部を鑑賞すると、そこでは「おもいっきり気持ちにぶん殴られる」という稀有な経験が待っていた。そこに描かれているのはまぎれもなくカルの失恋と、そこからの回復なのだが、自分自身が経験した「喪失」と重ねざるを得ないため過去への扉が開けられてしまう。まるで「気持ちに殴られる」ようにがつんとショックを受けることとなるのだ。

「あの時の気持ちと変移」が目の前に現れた衝撃

私が「失恋だ」と明確に認識しているのは、18歳の時の恋であるその前にも「彼氏」を得たことはあったが、自分が明確に恋に落ちた相手は初めてだった。そして不幸なことにこっぴどく振られた初めての相手にもなり、両面から記憶に残るには十分だった。

初物づくしなので、わかりやすく記憶に残ったし、それらに物語性を見出した。その恋が生まれたこと、一方通行ではなく双方向になった幸運、恋人として過ごした時間。他人によって浮き沈みして制御不能になる自分の発見、そうやって乱高下する感情。自分と彼にまつわる全てを特別だと信じて自惚れるには十分だった。

自惚れと傲慢と陶酔があったからこそ、相手都合で突然幕が引かれた時はショックであったし、恋人関係の消滅という事実もさることながら、自分が信じた傲慢と自惚れの物語があっけなく散ったことに対する衝撃もあった。しかし同時に、「他人によって心底傷つけられる自分」という新しい発見に、これまた物語性を感じるという、傲慢の上塗りがあった。恥ずかしい限りである。

「こんなにショックを受けるということは、特別なのではないだろうか?」そんな疑問が頭をもたげ、ぐずぐずと思考のどうどう巡りをした。
 
とはいえ、傷ついているのも事実で、愛だの恋だのという幻想がガシャンと壊れた悲しみに浸り続けるのはつらくてつらくて、何かに縋ってつらさから浮上したかった。そのつらさからどうにか浮上するためには、あんなに固執していた「特別」という気持ちを「失恋は誰にでもあることだ」とか「初恋は実らない」といった一般論で希釈することはもちろん、「もっと苦しい人間はいる」「明日死ぬほど追い詰められているわけではない」だとかいう、実に陳腐でみっともない、苦しみとつらさの相対評価を実施したのだ。
 

そんな、15年も前の色合わせた「忘れたくない、しかし忘れたい、そして忘れていく」という矛盾した気持ちの経過が、カルの表現によって実際に「作品」として目の前に現れてただただ驚き頭を抱える羽目になった。


自分が楽になるために、他人を利用する露悪との対面

作品紹介にもあるように彼女は「失恋の痛み」を癒すために、自分の失恋話を語るかわりに他人の最もつらい話を聞く。これらは、「XX日前、愛している男に捨てられた。」で始まるカルの失恋日記と、他人の「人生最悪の日」のエピソードを綴ったタペストリーと写真が交互に展示される形で表現されている。

他人の「人生最悪の日」は、失恋とは違った様々な角度からの「最悪」の羅列のため、それぞれのエピソードもまた重くずしっと心がやられる。カルの失恋日記は、他人の鮮明な「人生最悪の日」に比べ、日数経過と共に明らかに劣化していく。それは時間と、他人の最悪との相対評価による感情の希釈の双方が影響しているのだろう。

この「他人の不幸話を次々と聞いて、自分の不幸と比較し、相対評価によってつらさを癒す」という作業は、「癒し」という美しい単語で表現されるべき行為ではなく、搾取といえる。こうやって、えげつないほどのリアルを目の前に出され、しかもそのテーマが「失恋」という多く人間が体験する、珍しくもない事柄によって見せ付けられると、振り替えざるをえない。「自分が楽になるために他人を利用しなかったか?」という恐ろしい命題と。

事の大小や深浅に差はあれど、人間は生きるために他人を搾取し、利用し、踏み台にして生汚くなる場面に出くわす。でも、他人と比べて自分を「そこまで酷くない」と慰める行為は、どんなに取り繕っても卑しい行為で、他人を利用した利己的な行動や考え方なのだというを、日を重ねる中で具体性を失い薄くなる失恋時の記録を見ながら実感する。「誰かの不幸を糧に自分を再生するというのは、卑しいこと」という現実を突きつけられる。立ち直る過程において必要な卑しさでもあるんですよ・・・という「自覚があるから許してくれ」というあの日の言い訳を木っ端微塵にするような展示であった。

Twitterに流した当日の感想

2018年ベストコスメまとめ(美白・プチプラ・デパコス)

Twitterでつぶやいた2018年オススメのまとめです。

今年は下記記事がバズったことで、りっすんさんへの記事寄稿などもさせていただきまして、大変ありがとうございます。

papapico.hatenablog.com

 今年は「挙式」という金に糸目をつけてらんねーというイベントがあったので、普段よりも課金したり、気をつけたりということが多かったように思います。

逆に色物コスメに関しては「挙式」ベースで探す形だったので、限定モノや各種ブランドの新しいものをいろいろ試す・・・というフェーズではありませんでした。そんなわけで偏りが見られますが・・・。

花嫁はとりあえず美白から始まる

そんな訳で挙式に向けての短期・中期・長期のケアでも最も力を入れたのが美白。式が11月で準備開始が2~3月だったため、一番紫外線の強い季節を乗り越えなくてはならない・・・というのがネックでした。 

それを支えてくれたのがこちら。

 

f:id:papapico:20190106233457j:image
f:id:papapico:20190106233449j:image

レーザーやって、その効果をMAXにするためにビタミンCだのハイドロキノンなどを使っていくというのがベーシックなスタイル。

ただ、これだとどうしても乾燥しがちになると、基本的にレーザもCもハイドロも日に当たらないように気をつけないといけないので日焼け止めはいつもより気をつけることが必要です。水分保湿はるるるんに任せていましたが、季節柄そこまで乾燥を感じることもなく乗り越えました。

鼻の頭の気になっていたシミはファンデで隠れる程度には薄くなったので、何かしらの効果は出たようです。

みんな大好きプチプラ編。キャンメイクが神。

去年くらいからのキャンメイクの本気がすごいって感じですが、最近もずっとトレンドを抑えて「プチプラでその辺の色を抑えてくれるんだ!」というお財布の味方感がすごい。でも、それに吊られて、ついついいらないものも買った気もする。

キャンメイクのアイシャドウは粉も柔らかい、発色もいい、種類も豊富と向かうところ敵なし感。本当にお世話になります。

f:id:papapico:20190106233559j:image
f:id:papapico:20190106233550j:image

ただ、そこに猛追をかけたのがインテグレートでした。

シルキーマットリップは本当に乾燥しないのに発色はっきり!質感マット!ですごくよかったです。特にコニャックブラウンがすごくかわいくて、2本買いました。普段なかなかブラウンは挑戦できてなかったので、本当に嬉しい。そこまで顔死なないで使えている・・・はず・・・。

目元をブルーにして、頬と唇をこれで作るのが個人的に好きです。

あと感動したのはリニューアル後の無印。ラメパールざくざくの色がつかないアイシャドウで、RMKのラメシャドウみたいー!でも値段は1/3以下~~~~~!と小躍りした。

f:id:papapico:20190106233553j:image

ここには乗せなかったですが、無印は下地も優秀で、パール下地を買って使っていますが、質感といい発色といい優秀です。他のコントロールカラー系の下地も豊富にそろっているので、全色そろえて顔の状況によって使い分ける・・・などの高度な技もできちゃいそうです。

デパコスは新規と再利用で感動したもの中心

ポンポン新規を買わずに気に入ったものを繰り返し系なので、あまり新しいものは上がらずです。

ただし、散々愛を叫んだDiorチークは本当にかわいいのでまだまだ色を増やしたいです。オススメにはローズベゼを入れたのですが、心をつかまれたのは999の真紅のチーク。すごく発色のいい赤なのでぶっちゃけ使いこなせてないんですが、眺めているだけで本当に幸せになれるレベルの美しい赤なので使うとかじゃないです。ありがとう。

f:id:papapico:20190106233752j:image
f:id:papapico:20190106233747j:image
f:id:papapico:20190106233741j:image

当たり前のものをあげた中では、やはりルナソルはめちゃくちゃいいですね、ということでした。本当に上品なラメとかツヤとか色とかですてきー。ルナソルの出すオレンジとかコーラルが本当にかわいくて好きです。1月の限定のベージュシリーズが今から楽しみ。

挙式の関係もあり、今の私のスキンケアラインが無駄に豪華です。しかし、挙式後にものすごく肌荒れをしたため、デパコス系封印で処方系or低刺激のドクター系コスメに切り替えて生活をしているのですが・・・。

やはり「健康」と「テンション」って相反するんですよ。

健康のためには質素倹約、シンプルが一番なんですけど、やっぱりデパコスのごりっとしたものを使うとテンションが・・・テンションが上がる・・・!って感じで、しばらくは肌の状態見ながらなんとか回復を目指し思いっきりデパコススキンケアラインを使いたい所存です(睡眠が一番の栄養@今はAM2:40)

ちょっぴりコスメへの向き合い方を考える1年だった

冒頭でも触れたように激務コスメ記事がバズったり、寄稿ということをさせていただいたり、去年よりも「コスメ」を発信する機会に恵まれた1年でした。

また、散々他の記事でも引用・紹介してしまっていますが、劇団メス猫さんの『だから私はメイクする』に触れたり、コスメブームの波を感じたりと、コスメに関しての使う・伝えるを考える機会が多かったように感じます(正確に言うと11月までは自分の挙式でいっぱいいっぱいでしたのでここ最近ですが)

だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査

だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査

 

私自身は、「コスメ垢」となるほどコスメを探求することはなく、今後も自分が好きで楽しいと感じる距離感でいるのだろうなぁと思います。

ただ、なんにでもなれて繋がるインターネットの世界にせっかくアクセスできているので、その「好き」の形をなるべく記録・発信していこうかなーなんてことは思っています。

この流れの中で気になって長年の「私なにベなの問題」にも一旦の終止符を打てたのでちょっとだけ感度を上げて、今のトレンドやメイク手法もupdateしながら、楽しくいきたいです。

papapico.hatenablog.com

 

ダサくならない!結婚式場・ドレス・小物選びのコツと組合せ3選

11月に地獄の結婚式を終えましたが、ちょこちょこ結婚式関連の質問をいただきます。わかる、悩むよね。私もめっちゃ悩みました。

先日下記の質問をいただいてtwitterで勢いで回答してしまったのですが、ブログで記載しておこうと思います。

f:id:papapico:20181220131809j:plain

 

テーマだけ先に決める、あとはそれに沿って決定する

何事を決めるにも全体>細部と落としていくのが基本なので、まずは自分の結婚式全体のテーマイメージを決めます。テーマイメージって何?ということですが、以下のような属性です。

  • クラシック
  • アンティー
  • ラグジュアリー
  • モダン
  • スタイリッシュ
  • シンプル
  • ナチュラ
  • ロマンティック
  • カントリー

etc・・・

属性からメインテーマを1つ、サブテーマを1~2つ、全体で3つ程度のイメージ属性を決めます。そして全てのチョイスがそれらのテーマと合っているか、を決めて選んでいくのです。

会場も、ドレスも、その他の小物も、これらのテーマに沿っているか?をベースに、ブレイクダウンしてドレスや花嫁の雰囲気に合っているか、を調節してチョイスしていくといいです(あとは予算な!

式場とドレスは式の肝。どちらかを主軸に決めていく。

テーマが決まったら大きく以下2点どちらかから決めるのがよいかと思います。

  1. ドレス
  2. 式場

結婚式のメインは何をおいても花嫁です。花嫁のドレスが主役。

そしてその主役を輝かせるには舞台が必要・・・。つまりドレスと式場がマッチしていなくてはいけない。

その他は小物類はその主役&メイン装飾をいかに美しく見せるか、際立たせるかのクオリティ問題です。小物がいかに素敵でも、小物1つで式の全体は決まりません。

なので、まず、どちらかを決めて、そのテーマに沿わせるように決定していくのがよいと思います。順番はどちらでもよい(思いいれの強いほうでいい)かと思いますので、その辺は優先順位によって変更可能です。

[memo]

私は「このドレスを着たい」という希望があって会場を決めました。少しカジュアルな雰囲気のある、ロマンティックドレスだったので、自分の好みとドレスとの調和を考えて、洋館風のレストランを会場候補として探しました。 

ドレスと会場が決まれば大まかなイメージがつくので、あとはそれに沿って小物類をひたすら探す作業です。

ドレスに関しては、式場を決める時点では決まっていなくても、「持込が可能か」「提携先のみなどのしばりがないか」などは確認が必要です(基本的には料金説明のときに説明してもらえるはずですが)

レンタル料金を考えたら購入のほうが安い、二次会着用NGなど制約もあったりするので、ドレスのこだわりが強い人はドレスをある程度決まってから式場のほうがいいかもしれません。

提携先式場でないと貸し出しをしてくれないドレスショップなどもあるのと、いざ購入しよう!と思ってもインポートドレスなどだと、5~6ヶ月かかるなどといわれることもザラです。

※上記は日本のウェディングショップを通した場合で、自分で手配すればもう少し短くなる・・・などはあるはずです。

全てのイメージは合わせる。じゃないとダサくなる。

ダサさとは何から発生するのかというと、「合ってない」ということだと思います。ハズしは意図してハズすからお洒落なのであって、「意図しない不一致」は「センスのなさ」に繋がります。

じゃあ、どうすればその不整合を避けられるか?というと、最初に決めたベースイメージに沿ってチョイスしていくのが一番失敗が少ないのではないでしょうか。

例えばこんな組合せ

1. スタイリッシュ×モダン×ラグジュアリー

このテーマならオススメしたい会場はジャスマック八雲。

見に行ってないので実際はわからないのですが、海外ドラマみたいな大人のパーティができそうです。なんでプールがあるとかっこよく見えるのか(単純)

f:id:papapico:20181220142759j:plain

JASMAC YAKUMO WEDDING(ジャスマック八雲ウエディング公式サイト) | 石と水の邸宅を貸切にして叶える1日1組だけのウェディング ジャスマック八雲|東京・目黒区の結婚式場

こんな会場なら、胸元や背中が開いた、生地にハリのあるシンプルなタイプなどがマッチする。

f:id:papapico:20181220142335j:plain

Temperley London

都会的で大人っぽい、高級感のある式にしたい場合はドレスは首や腕が隠れるレースタイプのクラシックなものはこのイメージにマッチしないので選択肢から外れます。もちろんマリアヴェールもイメージと違うので、トレーンが長い姫っぽいものが着たい場合は、会場もクラシカルで調度品などに「重量」がある場所のほうがより素敵だと思う。

また、プリンセスラインでチュールがたっぷりといったロマンティックなものもイメージとは違います。ティアラ!レース!フリル!リボン!というものが着たい場合、イメージ属性とまったくハマらないことがわかるかと思います。

f:id:papapico:20181220140928j:plain

ステラマッカートニー

レースでもこんなジャンプスーツのものならハマリそう。ホテルならパークハイアットとかいいかもね。

2. クラシック×アンティーク×ロマンティック

THE王道な感じの組合せ。チャペル、ステンドグラス、階段での振り返り写真・・・などなどに憧れる人はこの辺りのテーマ選定になるかと思います。イメージはグレースケリーの挙式やヴィスコンティの映画、ローマの休日などのプリンセス!王族!といった「荘厳」な感じ。

f:id:papapico:20181220143330j:plain

北川景子の結婚式もこのタイプのドレスでしたね。こんなテーマでやるならば、ドレスに負けない重みのある会場にしたい。というか、うまくハメこまないと「バブル時代の花嫁」みたいな感じで豪華さが悪目立ちしてしまう可能性があります。 

高輪迎賓館や三井綱街倶楽部、ホテルならウェスティンホテルで馬車にでも乗っちゃうのもありかもしれない。レストランならオーベルジュ・リトル・トーキョーとかいいんじゃないでしょうか。

f:id:papapico:20181220144825j:plain

ここまで重厚なTHE王道タイプだと、レストランではまるところはなかなかないかもしれないですね。天井が高くて抜けがないと、フォルムの豪華さがかすんでしまいます。

3.ナチュラル×ロマンティック×シンプル

最近流行のナチュラル系ウェディング。どこの会場でもこのタイプを希望する方は増えているそうです。私がやったのはクラシカルなタイプの会場でしたが、希望される方は多いとのことでした。

いまだと人気なのはやはりTRUNKホテルでしょうか。私の周囲にも3名ほど結婚式をTRUNKでやったーという人がいました。実際いいかんじにハマる会場だと思います。ドレスはヴィンテージなものを利用するのもよさそう。

f:id:papapico:20181220150048j:plain

f:id:papapico:20181220151246p:plainまた、下記のようなボヘミアンっぽい雰囲気を漂わせるのなんかもたいへんお洒落かと思います。

spur.hpplus.jp

もふもふの植物のブーケとかが似合う感じ。

f:id:papapico:20181220150312j:plain

アットホームさと相性のいいテーマなので、レストランでもこじんまりとしたところや、持ち込みなどが可能な専門式場などでも素敵になりそう。

ちなみに私はこのタイプのドレスが一切似合わなくて、花束も持ったら「農民?」みたいになること間違いなしでした。

イメージはリサーチで作られる

とにかく自分で骨子を作らないと誰も作ってくれないのが結婚式。

雑誌、WEBなどからとにかく自分の好きなものを集めてスクラップして担当者に見せたりしながら話をするのがブレないコツです。

「私はこんなのが好きです!こうしたいです!」って言葉だけで伝えるの面倒だし齟齬も起こるので、instagramPinterestなどでひたすらサーチ!ちなみに日本語よりも英語のほうが100倍かっこいい画像が出てきます。あとはウェディングに限らず、家具やインテリアなどで「私が好きなもの」を集めておくのもいいですね。

そのうちせっせと集めたweddingフォルダ公開するのもありかもねーと今思いました。

 

「世界観」に合うか合わないか。そして「世界観」を作り上げられるかがカギです。

理想の式ができるといいね!

苦汁200%

苦汁200%

 
苦汁100%

苦汁100%

 

 苦汁は吸いたくないからがんばって企画していこう。

 ◎結婚式関連

papapico.hatenablog.com

 

 

papapico.hatenablog.com

 

パーソナルカラー&骨格診断に行ってきたのでレポ

ブルべ・イエベという概念を知って早15年。

2chの「ブルべのページ@wiki」にお世話になること10数年。

なのに、結局プロ診断デビューは2018年になりました。

平成最後のカラー診断(言いたいだけ)

イエベ × ブルべ × 骨格診断!

現在、大流行中のパーソナルカラー&骨格診断。わからない人はぐぐってねって感じですが、簡単に言うとHUNTER×HUNTERの念能力の系統みたいなもんです。

f:id:papapico:20181208133947p:plain

自分に合った系統の能力を使えば威力倍増、苦手なものを使うと威力半減みたいな。

そんなパーソナルカラーおよび骨格診断は、少し前は主にコスメマニア間で登場することの多い概念でしたが、現在は各化粧品会社や各女性誌で「イエベ」「ブルべ」「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル(ミックス)」と、色別、骨格別の特集が多々組まれており、概念としてはだいぶ一般浸透した様子。

Oggi.jpの骨格診断+肌色によるコーディネート提案記事はなかなか見応えがあります。

そうなってくると「自分のパターンはどれだ?」ということをよりはっきりと知りたくなりました。ですが、「行きたい」という気持ちだけはあったものの、いざ行くとなると

「どのサロンがいいの?」

「16パターン診断*1 したいけど、高い」

「なんかスピ入ってるところはちょっと…」

などと迷いが生じまくり、結局選べずに寝かせること2~3年。今回、そこにいる喪女さん(id:sknir)に紹介いただいたサロンに足を運んできました。

結論から言うと、行ってよかった!

長年の個人DBに蓄積された「これは似合う」「なんか違う」が、第三者の客観的視点&理論だって説明されて、めっちゃすっきりー!クリアになったー!

診断結果はブルべ冬、骨格ストレート

自己認識「たぶんブルべ」だったのですが、ゴールドやブラウンが壊滅的にNGというわけでもなく、サーモンピンクなどは血色がよく見え、似合う色などの点もあり「もしかして春なのかな?とりあえず彩度が高い色は得意、濁るのは苦手っぽい」という認識で生きていたのですが、診断でも全く同じようなことを言われておもしろかったです。

f:id:papapico:20181208143242j:plain

診断後いただいたwinterの色相セット

最初は、ファンデーションの色味確認をするときに使うよな肌色プラを使っての肌色の診断を受け、大まかな分類を確認した後ドレープをあてていく形で診断は進みました。(ちなみにちゃんと見ていただきたかったこともあり、眉毛だけかいて日焼け止め+粉のほぼどすっぴんで向かいました。結果としてよかったと思う)

肌から見えるイエベ、ブルべの確認、また自然光で目の色を確認、触っての髪質の確認などを経て、ドレープあてに入りました。肌・瞳・髪へのコメントは以下。

  • 肌色はピンク系、明るめの肌色で透明感を感じる。
  • 肌は圧倒的にツヤ肌系、マットさは0。
  • 髪の毛はツヤツヤ系、細くてやわらかい。地毛の色はブラックだが真っ黒ではなく、少しグレーっぽいニュアンス。赤味もある(美容師さんから言われることとも一致していた)
  • 瞳はブラックではなく、ブラウン。ただし黄味ではなく赤味の紅茶っぽいブラウン。目の縁が黒く、中の色が縁よりは薄いため、はっきりして見える。

ドレープを当てる前のざっくり要素わけでは「秋はないのはすぐわかりますが、春・夏・冬はどれもいけそうな要素があってわかりにくいですね~」と言われました。私も…私もそう思います!って感じだったので当ててみて何がでるか楽しみ~~~~~って感じでした。

実際にドレープを当てるとわかる~~~~~~

暖色系から当てていきましたが、ピンクは春・夏・冬のどれも馴染みました。春色のサーモンピンクもいける。「ピンクは全般似合いますね~」とのことで、「似合う中でもこれかな?」という形でした。自分で見ててもあまりピンとはこない感じで、明確には出ませんでした。

f:id:papapico:20181208143229j:plain

winterの色相の中で似合う色に銀シールを付けていただいている。ピンクは冬色の中でも明度が高いものが似合う結果に。

赤も、夏のスイカ赤や、春のトマト赤もいける感じ。とはいえ、ピンクほど曖昧ではなく、やはり冬色のいちご色や、ローズ赤のほうが似合いました。個人的にも朱色赤はあまり得意でないことはわかっていたので、やっぱりかーという感じ。

ただ、ブルべ赤でもあまり濃い色にしてしまうと「やりすぎ」感がでてくることがわかり、この辺で「彩度高め、中濃度」あたりの色が得意であることが見えてきました。

f:id:papapico:20181208143233j:plain

赤はやはり朱色っぽものより真紅系が似合いました。

ものすごくNG色が多かったのがグリーン。この辺ではもう「イエベはないね」という感じで、冬か夏かの確認作業に入りだしていました。エメラルド・ターコイズなどの少しでも黄味が入った色は「違う…」感がすごく、ブルべ色でもダメ。明度を落としたTHE冬~なグリーンであればいけました。もみの木色とかがいいみたい。好きな色だったのでうれしい。でもグリーンは基本は「苦手」な分野の色でした。似合わないものって本当に似合わないから笑えます。

f:id:papapico:20181208143237j:plain

銀のシールより上の明るいグリーンはイマイチ。下の色はOKでした。

夏か冬かの判定を進めていくと、夏のグレーを混ぜたようなニュアンスカラーや、「パステル」っぽい白を混ぜた色味は私に当てると、肌色が悪くはならいものの、印象がぼけるなぁということがわかってきました。

特別NGだったのがラベンダー色。

自分で服を着ても「なんかヤボったくてダサく見える…」と思っていた色味だったので、なるほど納得。冬の人間は基本的にはパキっとした色味のほうが顔の印象がはっきりしてハマるので、明るい色はダメではないけど、私の場合は「色」を感じるものをちゃんと着たほうがイメージにもあってよいのでは、ということでした。

f:id:papapico:20181208143220j:plain

ブルべなだけあって種類が豊富な青。やっぱ中濃度。

似合う色、として入ったのがレモンイエロー。ブルべが苦手といわれる「黄色」ですが、レモンイエローのぱきっとした黄色は我ながら似合っていました。レモンイエローのコートとワンピース、滅茶苦茶にあってる(自画自賛)なのもうなずける結果となりました。

f:id:papapico:20181208143210j:plain

冬の中で黄色はレモンイエローの1つだけです。

 ベースカラーの白・黒・グレーは問題なくいける。ゴールドとシルバーだとやはりシルバー。アイシーカラーは超似合うわけでもないけど、ふつうにいけるねって感じ。写真の銀シールの位置を見てもわかるように、本当に中くらいの濃さの色が得意であることがわかります。

 

f:id:papapico:20181208143215j:plain

ベースカラーとアイシーカラーは問題なく合う感じ。

 持っているコスメも判定してもらったよ

 手持ちのコスメを持って行ってみてもらった結果、ブルべ冬向けの色はこんな感じ(粉とか拭いてなくてごめんなさい)

f:id:papapico:20181208155504j:plain

20点くらい持ってった中でぱっと見OKだったのがこの6点。

後列左から時計回りに商品名以下。太字は冬色太鼓判のもの。

  1. benefitウォーターチークローズ
  2. INTEGRATE アクセントカラーアイズCC BL692
  3. YSL ブラッシュヴォリプテ 5
  4. Dior ルージュブラッシュ 361
  5. CHANEL レキャトルオンブル 31
  6. Dior ショウモノ 240

写真には写ってませんが、ルージュココシャイン61も冬色大勝利!とのことでした。

 f:id:papapico:20181208160345j:plain

まぁでも絶賛された神のチークとシャドウは廃版なんだよね。ハハっ。

papapico.hatenablog.com

「神色…!」と思うものは神色でしたので、今後も色選びをがんばろうと思いました。外資系ブランドのほうが冬が得意な色は多いものの、昔はブルべ色を多々扱っていたおシャネル様が最近イエベ秋~~~~~~って色に振り切れているので当分Diorさまにお世話になることになりそうです。春夏限定のカプリとか、リニューアル後のレキャトルオンブルとか、苦手な色味と質感ばっかりです。

YSLチークもリニューアル後は似た色味はなく、Diorの475ローズカプリスが似てそうな感じだったのでTUしたいなと思っています。

あとは、色展開としてはshu uemuraを進められましたが、私は「マット絶対ダメ族」なので、シュウとの相性は超イマイチ。各ブランドで探していくしかなさそうです。

ちなみに2週間以内に今回のレポートをまとめて郵送いただけるそうで、楽しみです。

自分が「冬」だと思わなかった理由は「黒髪がNG」だから

「冬」というと「黒髪が似合う」という要素はイメージとして強く、本当に黒髪が似合わず、暗めの色も過去大失敗した(トーン12くらいのレッド系)ことのある私はこの一点の強固なイメージから、自分が「冬」という感覚は持てないでいました。友人に「冬だろうなー」という子がいますが、やはり黒髪がとっても似合っていました。

また、自分自身が好きな色が「冬色」が多いため、願望が入った結果を出してしまいそうだなと思っており、その点でも自己診断で判定するのはやはり難しい。

今回、実際に診断を受けてみて、この辺もクリアになってよかった

  • 暗い色が苦手のため髪色はレベル10~8程度の明るさがよい
  • 色味はアッシュ、ピンク、レッド。イエローオレンジはNG。グリーンはマットにしてしまうとNG。ツヤを意識すればOK。
  • 髪は瞳の色と合わせるのが一番その人にハマる。私の場合は紅茶色がよい。

などなど…。

基本的に普段はローズ系に色を入れていたのですが(ラズベリーっぽい色を入れると、とにかく肌がきれいに見えるから)、やはりかー!という感じ。

とにかく今までぼんやり「この辺は得意…苦手…なぜ…」みたいに思っていたことを、ひとつひとつ説明していただけるので気持ちよくなれます。

骨格はストレートながら、逆要素も多々

カラーについてすでに4000字使っちゃったんですが、骨格もささっと。

骨格については自己診断が「まじでわからねぇ」という感じで、自己診断は「ナチュラル」だったんですね。まぁ骨格しっかりしてるし…?みたいな感じで。

友人に「THEウェーブ」みたいな人がいて、それを見るとウェーブも違いそう、「ストレート」もストレートで得意とされるカチっとしたワードローブは苦手ではないけど、ちょっといかつく見える…?というきらいがあり、消去表ナチュラルでした。

が、診断した結果ナチュラルの要素はなかった…。

で、ストレート診断だったものの、逆要素も多々あり、完全に寄せる必要もないのかなぁという感じがしました。

ただ、「ロングブーツがあんまりきれいに見えないな」問題は今回のストレート診断でなるほどー!となったのでこの辺は納得感。

ストレートも冬も「はっきりした大柄」「おおぶりのアクセサリー」が得意な部類なので、今後も意識していこうと思います! 

結論:プロに見てもらうのは最高。

私は基本的に「プロに任せよう」思想なのですが、プロの目線で整理してもらえると一気に理解が進んで気持ちがよかった。長年「うーん」と思っていたものがクリアになるし、年末に向けて「なんか似合わない気がする」といった目線の服をばんばん捨てられるかなって思っています。

特に「ブルべ色」と言われていた「ラベンダー」が似合わないのは気のせいじゃない!というのがわかっただけでももう十分です。はーよかった。

とはいえ、「よりきれいに、ハマる色を」というコンセプトを忘れずに、着たいものを着るという意識ではいたいと思っています。

 

結局のところ、大きな4パターンで分けたなかでも得意な色・苦手な色はあるので、その要素を分解しながら見ていただけるのは非常にありがたいです。

実際に16パターンに分けてのパーソナルカラー診断もありますが、名称ある・なしに限らず、おそらく似たような診断にはなるのかな、と思っています。

 

以上です。 

 自己診断用で買って全然わからなくて放置していましたが、今回診断を受けてから見直すと「なるほどー!」と思うところが多く、面白かったです。

 

 昔からこーゆー色味パレットは大好きでしたが、今後それに拍車がかかりそうです…。

 

papapico.hatenablog.com

 冬人口は本当に少ないそうなので、まぁそりゃ人気がでなくて廃盤にもなるよね…っていう気持ちになっている。最近のコスメ界隈はディープな秋色がトレンドに見えるので、いいなぁ…って思いながら見ています。キャラメル色とかココア色のメイク、こっくりしていてかわいい…。冬メイクって色味が強いので「色としてははまるけど、人として終わってる」みたいなメイク提案が多くて、なかなか難しいですね。黒い口紅が似合うのはリアーナだけではないだろうか。下手すると青!赤!のバブルメイクになるし…。これからもいろいろ探していこうと思います。