エモの名は。

エモの墓場

喪失の痛み、搾取による相対化、忘却による再生 『ソフィ カル―限局性激痛』展

 人生最悪の日までの出来事を最愛の人への手紙と写真とで綴った第1部、そして、その不幸話を他人に語り、代わりに相手のもっとも辛い経験を聞くことで、自身の心の傷を癒していく第2部で構成され、鑑賞者に様々な問いを投げかける。

月400時間ほどを捧げ、オフィスラブの思い出が詰まる品川に久々に降り立った。1月5日から原美術館で開始された『ソフィ カル―限局性激痛』を鑑賞するためである。
幸か不幸かその人との恋は、痛烈な失恋を伴うものではなかったが、まだ勤務するであろうオフィスにほんの少しばかりの思いを馳せた。風の強い晴れた冬の日、白っぽい風景の中で1人向かう美術館、というシチュエーションなのだから、少しばかり感傷的になるのは許してほしい。

原美術館は北品川、御殿山に佇む美術館である。周囲になにもない北品川の駅に降り立ち、歩くこと10分程度で到着する。城南五山の一角らしく、目につく建物は短くない時と億の香りを存分にふりまいている。向かうには、品川で降車し、マリオットホテルへの無料シャトルバスを使うのが最も効率的だろう。そうして白い塀に囲まれた「原美術館」の看板を称える、目的の場所にたどり着いた。

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展示物の看板

「幸福の記憶は喪失への序章」だという前提を共有しての鑑賞

『ソフィ カル―限局性激痛』の展示は二部構成で、それぞれ一部が1階、二部が2階の展示場と、物理的にもわかれている。 

一部は日本に留学したカルの92日間の日本留学時の写真と、この後ふられることになる最愛の恋人からの手紙、その恋人へあてたカルの手紙などが並ぶ。そして二部は失恋の痛みを他人に話し、かわりに相手のもっともつらい経験を聞くことで失恋の傷を癒す経過の表現となっている。

私を含め、この展示を見る人は誰も、これが「失恋による痛みとその痛みからの癒し」を表現したものだと知っているし、展示場で渡される作品概要のチラシにも明確にコンセプトが記載されている。

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それらを目にしてスタートするため、「その日」に向かってのカウントダウンを赤いスタンプで押された写真たち(一見なんの変哲もない、他愛もない、ともすれば甘い恋人同士のやりとり)を見るほど、身構える。当然だ。「落ちる」とわかっているジェットコースターのようなものだ。しかし、その確定した未来は予測を裏切られ、第一部は幕を閉じる。
この「結末が明記されており、予測しながら鑑賞しているのに裏切られる」という経験はなかなかに貴重なので、ぜひ実物を見て感じてほしいと思う。予想外の終わりを迎えた第一部に若干の疑問を抱きながら2階への階段を上って二部に入っていくのだが、この1階と2階に物理的に分かれた美術館で展開される点がまたよい。強制的に挟まれる「間」によって自分の中の頭の中が整理されて、「さて第二部へ」という気持ちの整理がついて次に望めるからだ。これは写真集や画集などでは決してわからない事柄で、久々に美術館という場で鑑賞する意味を感じた。

そんなわけで、二部を鑑賞すると、そこでは「おもいっきり気持ちにぶん殴られる」という稀有な経験が待っていた。そこに描かれているのはまぎれもなくカルの失恋と、そこからの回復なのだが、自分自身が経験した「喪失」と重ねざるを得ないため過去への扉が開けられてしまう。まるで「気持ちに殴られる」ようにがつんとショックを受けることとなるのだ。

「あの時の気持ちと変移」が目の前に現れた衝撃

私が「失恋だ」と明確に認識しているのは、18歳の時の恋であるその前にも「彼氏」を得たことはあったが、自分が明確に恋に落ちた相手は初めてだった。そして不幸なことにこっぴどく振られた初めての相手にもなり、両面から記憶に残るには十分だった。

初物づくしなので、わかりやすく記憶に残ったし、それらに物語性を見出した。その恋が生まれたこと、一方通行ではなく双方向になった幸運、恋人として過ごした時間。他人によって浮き沈みして制御不能になる自分の発見、そうやって乱高下する感情。自分と彼にまつわる全てを特別だと信じて自惚れるには十分だった。

自惚れと傲慢と陶酔があったからこそ、相手都合で突然幕が引かれた時はショックであったし、恋人関係の消滅という事実もさることながら、自分が信じた傲慢と自惚れの物語があっけなく散ったことに対する衝撃もあった。しかし同時に、「他人によって心底傷つけられる自分」という新しい発見に、これまた物語性を感じるという、傲慢の上塗りがあった。恥ずかしい限りである。

「こんなにショックを受けるということは、特別なのではないだろうか?」そんな疑問が頭をもたげ、ぐずぐずと思考のどうどう巡りをした。
 
とはいえ、傷ついているのも事実で、愛だの恋だのという幻想がガシャンと壊れた悲しみに浸り続けるのはつらくてつらくて、何かに縋ってつらさから浮上したかった。そのつらさからどうにか浮上するためには、あんなに固執していた「特別」という気持ちを「失恋は誰にでもあることだ」とか「初恋は実らない」といった一般論で希釈することはもちろん、「もっと苦しい人間はいる」「明日死ぬほど追い詰められているわけではない」だとかいう、実に陳腐でみっともない、苦しみとつらさの相対評価を実施したのだ。
 

そんな、15年も前の色合わせた「忘れたくない、しかし忘れたい、そして忘れていく」という矛盾した気持ちの経過が、カルの表現によって実際に「作品」として目の前に現れてただただ驚き頭を抱える羽目になった。


自分が楽になるために、他人を利用する露悪との対面

作品紹介にもあるように彼女は「失恋の痛み」を癒すために、自分の失恋話を語るかわりに他人の最もつらい話を聞く。これらは、「XX日前、愛している男に捨てられた。」で始まるカルの失恋日記と、他人の「人生最悪の日」のエピソードを綴ったタペストリーと写真が交互に展示される形で表現されている。

他人の「人生最悪の日」は、失恋とは違った様々な角度からの「最悪」の羅列のため、それぞれのエピソードもまた重くずしっと心がやられる。カルの失恋日記は、他人の鮮明な「人生最悪の日」に比べ、日数経過と共に明らかに劣化していく。それは時間と、他人の最悪との相対評価による感情の希釈の双方が影響しているのだろう。

この「他人の不幸話を次々と聞いて、自分の不幸と比較し、相対評価によってつらさを癒す」という作業は、「癒し」という美しい単語で表現されるべき行為ではなく、搾取といえる。こうやって、えげつないほどのリアルを目の前に出され、しかもそのテーマが「失恋」という多く人間が体験する、珍しくもない事柄によって見せ付けられると、振り替えざるをえない。「自分が楽になるために他人を利用しなかったか?」という恐ろしい命題と。

事の大小や深浅に差はあれど、人間は生きるために他人を搾取し、利用し、踏み台にして生汚くなる場面に出くわす。でも、他人と比べて自分を「そこまで酷くない」と慰める行為は、どんなに取り繕っても卑しい行為で、他人を利用した利己的な行動や考え方なのだというを、日を重ねる中で具体性を失い薄くなる失恋時の記録を見ながら実感する。「誰かの不幸を糧に自分を再生するというのは、卑しいこと」という現実を突きつけられる。立ち直る過程において必要な卑しさでもあるんですよ・・・という「自覚があるから許してくれ」というあの日の言い訳を木っ端微塵にするような展示であった。

Twitterに流した当日の感想

2018年ベストコスメまとめ(美白・プチプラ・デパコス)

Twitterでつぶやいた2018年オススメのまとめです。

今年は下記記事がバズったことで、りっすんさんへの記事寄稿などもさせていただきまして、大変ありがとうございます。

papapico.hatenablog.com

 今年は「挙式」という金に糸目をつけてらんねーというイベントがあったので、普段よりも課金したり、気をつけたりということが多かったように思います。

逆に色物コスメに関しては「挙式」ベースで探す形だったので、限定モノや各種ブランドの新しいものをいろいろ試す・・・というフェーズではありませんでした。そんなわけで偏りが見られますが・・・。

花嫁はとりあえず美白から始まる

そんな訳で挙式に向けての短期・中期・長期のケアでも最も力を入れたのが美白。式が11月で準備開始が2~3月だったため、一番紫外線の強い季節を乗り越えなくてはならない・・・というのがネックでした。 

それを支えてくれたのがこちら。

 

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レーザーやって、その効果をMAXにするためにビタミンCだのハイドロキノンなどを使っていくというのがベーシックなスタイル。

ただ、これだとどうしても乾燥しがちになると、基本的にレーザもCもハイドロも日に当たらないように気をつけないといけないので日焼け止めはいつもより気をつけることが必要です。水分保湿はるるるんに任せていましたが、季節柄そこまで乾燥を感じることもなく乗り越えました。

鼻の頭の気になっていたシミはファンデで隠れる程度には薄くなったので、何かしらの効果は出たようです。

みんな大好きプチプラ編。キャンメイクが神。

去年くらいからのキャンメイクの本気がすごいって感じですが、最近もずっとトレンドを抑えて「プチプラでその辺の色を抑えてくれるんだ!」というお財布の味方感がすごい。でも、それに吊られて、ついついいらないものも買った気もする。

キャンメイクのアイシャドウは粉も柔らかい、発色もいい、種類も豊富と向かうところ敵なし感。本当にお世話になります。

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ただ、そこに猛追をかけたのがインテグレートでした。

シルキーマットリップは本当に乾燥しないのに発色はっきり!質感マット!ですごくよかったです。特にコニャックブラウンがすごくかわいくて、2本買いました。普段なかなかブラウンは挑戦できてなかったので、本当に嬉しい。そこまで顔死なないで使えている・・・はず・・・。

目元をブルーにして、頬と唇をこれで作るのが個人的に好きです。

あと感動したのはリニューアル後の無印。ラメパールざくざくの色がつかないアイシャドウで、RMKのラメシャドウみたいー!でも値段は1/3以下~~~~~!と小躍りした。

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ここには乗せなかったですが、無印は下地も優秀で、パール下地を買って使っていますが、質感といい発色といい優秀です。他のコントロールカラー系の下地も豊富にそろっているので、全色そろえて顔の状況によって使い分ける・・・などの高度な技もできちゃいそうです。

デパコスは新規と再利用で感動したもの中心

ポンポン新規を買わずに気に入ったものを繰り返し系なので、あまり新しいものは上がらずです。

ただし、散々愛を叫んだDiorチークは本当にかわいいのでまだまだ色を増やしたいです。オススメにはローズベゼを入れたのですが、心をつかまれたのは999の真紅のチーク。すごく発色のいい赤なのでぶっちゃけ使いこなせてないんですが、眺めているだけで本当に幸せになれるレベルの美しい赤なので使うとかじゃないです。ありがとう。

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当たり前のものをあげた中では、やはりルナソルはめちゃくちゃいいですね、ということでした。本当に上品なラメとかツヤとか色とかですてきー。ルナソルの出すオレンジとかコーラルが本当にかわいくて好きです。1月の限定のベージュシリーズが今から楽しみ。

挙式の関係もあり、今の私のスキンケアラインが無駄に豪華です。しかし、挙式後にものすごく肌荒れをしたため、デパコス系封印で処方系or低刺激のドクター系コスメに切り替えて生活をしているのですが・・・。

やはり「健康」と「テンション」って相反するんですよ。

健康のためには質素倹約、シンプルが一番なんですけど、やっぱりデパコスのごりっとしたものを使うとテンションが・・・テンションが上がる・・・!って感じで、しばらくは肌の状態見ながらなんとか回復を目指し思いっきりデパコススキンケアラインを使いたい所存です(睡眠が一番の栄養@今はAM2:40)

ちょっぴりコスメへの向き合い方を考える1年だった

冒頭でも触れたように激務コスメ記事がバズったり、寄稿ということをさせていただいたり、去年よりも「コスメ」を発信する機会に恵まれた1年でした。

また、散々他の記事でも引用・紹介してしまっていますが、劇団メス猫さんの『だから私はメイクする』に触れたり、コスメブームの波を感じたりと、コスメに関しての使う・伝えるを考える機会が多かったように感じます(正確に言うと11月までは自分の挙式でいっぱいいっぱいでしたのでここ最近ですが)

だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査

だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査

 

私自身は、「コスメ垢」となるほどコスメを探求することはなく、今後も自分が好きで楽しいと感じる距離感でいるのだろうなぁと思います。

ただ、なんにでもなれて繋がるインターネットの世界にせっかくアクセスできているので、その「好き」の形をなるべく記録・発信していこうかなーなんてことは思っています。

この流れの中で気になって長年の「私なにベなの問題」にも一旦の終止符を打てたのでちょっとだけ感度を上げて、今のトレンドやメイク手法もupdateしながら、楽しくいきたいです。

papapico.hatenablog.com

 

【質問回答】結婚式場・ドレス・小物選びのコツ

11月に地獄の結婚式を終えましたが、ちょこちょこ結婚式関連の質問をいただきます。わかる、悩むよね。私もめっちゃ悩みました。

先日下記の質問をいただいてtwitterで勢いで回答してしまったのですが、ブログで記載しておこうと思います。

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テーマだけ先に決める、あとはそれに沿って決定する

何事を決めるにも全体>細部と落としていくのが基本なので、まずは自分の結婚式全体のテーマイメージを決めます。テーマイメージって何?ということですが、以下のような属性です。

  • クラシック
  • アンティー
  • ラグジュアリー
  • モダン
  • スタイリッシュ
  • シンプル
  • ナチュラ
  • ロマンティック
  • カントリー

etc・・・

属性からメインテーマを1つ、サブテーマを1~2つ、全体で3つ程度のイメージ属性を決めます。そして全てのチョイスがそれらのテーマと合っているか、を決めて選んでいくのです。

会場も、ドレスも、その他の小物も、これらのテーマに沿っているか?をベースに、ブレイクダウンしてドレスや花嫁の雰囲気に合っているか、を調節してチョイスしていくといいです(あとは予算な!

式場とドレスは式の肝。どちらかを主軸に決めていく。

テーマが決まったら大きく以下2点どちらかから決めるのがよいかと思います。

  1. ドレス
  2. 式場

結婚式のメインは何をおいても花嫁です。花嫁のドレスが主役。

そしてその主役を輝かせるには舞台が必要・・・。つまりドレスと式場がマッチしていなくてはいけない。

その他は小物類はその主役&メイン装飾をいかに美しく見せるか、際立たせるかのクオリティ問題です。小物がいかに素敵でも、小物1つで式の全体は決まりません。

なので、まず、どちらかを決めて、そのテーマに沿わせるように決定していくのがよいと思います。順番はどちらでもよい(思いいれの強いほうでいい)かと思いますので、その辺は優先順位によって変更可能です。

[memo]

私は「このドレスを着たい」という希望があって会場を決めました。少しカジュアルな雰囲気のある、ロマンティックドレスだったので、自分の好みとドレスとの調和を考えて、洋館風のレストランを会場候補として探しました。 

ドレスと会場が決まれば大まかなイメージがつくので、あとはそれに沿って小物類をひたすら探す作業です。

ドレスに関しては、式場を決める時点では決まっていなくても、「持込が可能か」「提携先のみなどのしばりがないか」などは確認が必要です(基本的には料金説明のときに説明してもらえるはずですが)

レンタル料金を考えたら購入のほうが安い、二次会着用NGなど制約もあったりするので、ドレスのこだわりが強い人はドレスをある程度決まってから式場のほうがいいかもしれません。

提携先式場でないと貸し出しをしてくれないドレスショップなどもあるのと、いざ購入しよう!と思ってもインポートドレスなどだと、5~6ヶ月かかるなどといわれることもザラです。

※上記は日本のウェディングショップを通した場合で、自分で手配すればもう少し短くなる・・・などはあるはずです。

全てのイメージは合わせる。じゃないとダサくなる。

ダサさとは何から発生するのかというと、「合ってない」ということだと思います。ハズしは意図してハズすからお洒落なのであって、「意図しない不一致」は「センスのなさ」に繋がります。

じゃあ、どうすればその不整合を避けられるか?というと、最初に決めたベースイメージに沿ってチョイスしていくのが一番失敗が少ないのではないでしょうか。

例えばこんな組合せ

1. スタイリッシュ×モダン×ラグジュアリー

このテーマならオススメしたい会場はジャスマック八雲。

見に行ってないので実際はわからないのですが、海外ドラマみたいな大人のパーティができそうです。なんでプールがあるとかっこよく見えるのか(単純)

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JASMAC YAKUMO WEDDING(ジャスマック八雲ウエディング公式サイト) | 石と水の邸宅を貸切にして叶える1日1組だけのウェディング ジャスマック八雲|東京・目黒区の結婚式場

こんな会場なら、胸元や背中が開いた、生地にハリのあるシンプルなタイプなどがマッチする。

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Temperley London

都会的で大人っぽい、高級感のある式にしたい場合はドレスは首や腕が隠れるレースタイプのクラシックなものはこのイメージにマッチしないので選択肢から外れます。もちろんマリアヴェールもイメージと違うので、トレーンが長い姫っぽいものが着たい場合は、会場もクラシカルで調度品などに「重量」がある場所のほうがより素敵だと思う。

また、プリンセスラインでチュールがたっぷりといったロマンティックなものもイメージとは違います。ティアラ!レース!フリル!リボン!というものが着たい場合、イメージ属性とまったくハマらないことがわかるかと思います。

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ステラマッカートニー

レースでもこんなジャンプスーツのものならハマリそう。ホテルならパークハイアットとかいいかもね。

2. クラシック×アンティーク×ロマンティック

THE王道な感じの組合せ。チャペル、ステンドグラス、階段での振り返り写真・・・などなどに憧れる人はこの辺りのテーマ選定になるかと思います。イメージはグレースケリーの挙式やヴィスコンティの映画、ローマの休日などのプリンセス!王族!といった「荘厳」な感じ。

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北川景子の結婚式もこのタイプのドレスでしたね。こんなテーマでやるならば、ドレスに負けない重みのある会場にしたい。というか、うまくハメこまないと「バブル時代の花嫁」みたいな感じで豪華さが悪目立ちしてしまう可能性があります。 

高輪迎賓館や三井綱街倶楽部、ホテルならウェスティンホテルで馬車にでも乗っちゃうのもありかもしれない。レストランならオーベルジュ・リトル・トーキョーとかいいんじゃないでしょうか。

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ここまで重厚なTHE王道タイプだと、レストランではまるところはなかなかないかもしれないですね。天井が高くて抜けがないと、フォルムの豪華さがかすんでしまいます。

3.ナチュラル×ロマンティック×シンプル

最近流行のナチュラル系ウェディング。どこの会場でもこのタイプを希望する方は増えているそうです。私がやったのはクラシカルなタイプの会場でしたが、希望される方は多いとのことでした。

いまだと人気なのはやはりTRUNKホテルでしょうか。私の周囲にも3名ほど結婚式をTRUNKでやったーという人がいました。実際いいかんじにハマる会場だと思います。ドレスはヴィンテージなものを利用するのもよさそう。

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f:id:papapico:20181220151246p:plainまた、下記のようなボヘミアンっぽい雰囲気を漂わせるのなんかもたいへんお洒落かと思います。

spur.hpplus.jp

もふもふの植物のブーケとかが似合う感じ。

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アットホームさと相性のいいテーマなので、レストランでもこじんまりとしたところや、持ち込みなどが可能な専門式場などでも素敵になりそう。

ちなみに私はこのタイプのドレスが一切似合わなくて、花束も持ったら「農民?」みたいになること間違いなしでした。

イメージはリサーチで作られる

とにかく自分で骨子を作らないと誰も作ってくれないのが結婚式。

雑誌、WEBなどからとにかく自分の好きなものを集めてスクラップして担当者に見せたりしながら話をするのがブレないコツです。

「私はこんなのが好きです!こうしたいです!」って言葉だけで伝えるの面倒だし齟齬も起こるので、instagramPinterestなどでひたすらサーチ!ちなみに日本語よりも英語のほうが100倍かっこいい画像が出てきます。あとはウェディングに限らず、家具やインテリアなどで「私が好きなもの」を集めておくのもいいですね。

そのうちせっせと集めたweddingフォルダ公開するのもありかもねーと今思いました。

 

「世界観」に合うか合わないか。そして「世界観」を作り上げられるかがカギです。

理想の式ができるといいね!

苦汁200%

苦汁200%

 
苦汁100%

苦汁100%

 

 苦汁は吸いたくないからがんばって企画していこう。

 ◎結婚式関連

papapico.hatenablog.com

 

 

papapico.hatenablog.com

 

パーソナルカラー&骨格診断に行ってきたのでレポ

ブルべ・イエベという概念を知って早15年。

2chの「ブルべのページ@wiki」にお世話になること10数年。

なのに、結局プロ診断デビューは2018年になりました。

平成最後のカラー診断(言いたいだけ)

イエベ × ブルべ × 骨格診断!

現在、大流行中のパーソナルカラー&骨格診断。わからない人はぐぐってねって感じですが、簡単に言うとHUNTER×HUNTERの念能力の系統みたいなもんです。

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自分に合った系統の能力を使えば威力倍増、苦手なものを使うと威力半減みたいな。

そんなパーソナルカラーおよび骨格診断は、少し前は主にコスメマニア間で登場することの多い概念でしたが、現在は各化粧品会社や各女性誌で「イエベ」「ブルべ」「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル(ミックス)」と、色別、骨格別の特集が多々組まれており、概念としてはだいぶ一般浸透した様子。

Oggi.jpの骨格診断+肌色によるコーディネート提案記事はなかなか見応えがあります。

そうなってくると「自分のパターンはどれだ?」ということをよりはっきりと知りたくなりました。ですが、「行きたい」という気持ちだけはあったものの、いざ行くとなると

「どのサロンがいいの?」

「16パターン診断*1 したいけど、高い」

「なんかスピ入ってるところはちょっと…」

などと迷いが生じまくり、結局選べずに寝かせること2~3年。今回、そこにいる喪女さん(id:sknir)に紹介いただいたサロンに足を運んできました。

結論から言うと、行ってよかった!

長年の個人DBに蓄積された「これは似合う」「なんか違う」が、第三者の客観的視点&理論だって説明されて、めっちゃすっきりー!クリアになったー!

診断結果はブルべ冬、骨格ストレート

自己認識「たぶんブルべ」だったのですが、ゴールドやブラウンが壊滅的にNGというわけでもなく、サーモンピンクなどは血色がよく見え、似合う色などの点もあり「もしかして春なのかな?とりあえず彩度が高い色は得意、濁るのは苦手っぽい」という認識で生きていたのですが、診断でも全く同じようなことを言われておもしろかったです。

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診断後いただいたwinterの色相セット

最初は、ファンデーションの色味確認をするときに使うよな肌色プラを使っての肌色の診断を受け、大まかな分類を確認した後ドレープをあてていく形で診断は進みました。(ちなみにちゃんと見ていただきたかったこともあり、眉毛だけかいて日焼け止め+粉のほぼどすっぴんで向かいました。結果としてよかったと思う)

肌から見えるイエベ、ブルべの確認、また自然光で目の色を確認、触っての髪質の確認などを経て、ドレープあてに入りました。肌・瞳・髪へのコメントは以下。

  • 肌色はピンク系、明るめの肌色で透明感を感じる。
  • 肌は圧倒的にツヤ肌系、マットさは0。
  • 髪の毛はツヤツヤ系、細くてやわらかい。地毛の色はブラックだが真っ黒ではなく、少しグレーっぽいニュアンス。赤味もある(美容師さんから言われることとも一致していた)
  • 瞳はブラックではなく、ブラウン。ただし黄味ではなく赤味の紅茶っぽいブラウン。目の縁が黒く、中の色が縁よりは薄いため、はっきりして見える。

ドレープを当てる前のざっくり要素わけでは「秋はないのはすぐわかりますが、春・夏・冬はどれもいけそうな要素があってわかりにくいですね~」と言われました。私も…私もそう思います!って感じだったので当ててみて何がでるか楽しみ~~~~~って感じでした。

実際にドレープを当てるとわかる~~~~~~

暖色系から当てていきましたが、ピンクは春・夏・冬のどれも馴染みました。春色のサーモンピンクもいける。「ピンクは全般似合いますね~」とのことで、「似合う中でもこれかな?」という形でした。自分で見ててもあまりピンとはこない感じで、明確には出ませんでした。

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winterの色相の中で似合う色に銀シールを付けていただいている。ピンクは冬色の中でも明度が高いものが似合う結果に。

赤も、夏のスイカ赤や、春のトマト赤もいける感じ。とはいえ、ピンクほど曖昧ではなく、やはり冬色のいちご色や、ローズ赤のほうが似合いました。個人的にも朱色赤はあまり得意でないことはわかっていたので、やっぱりかーという感じ。

ただ、ブルべ赤でもあまり濃い色にしてしまうと「やりすぎ」感がでてくることがわかり、この辺で「彩度高め、中濃度」あたりの色が得意であることが見えてきました。

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赤はやはり朱色っぽものより真紅系が似合いました。

ものすごくNG色が多かったのがグリーン。この辺ではもう「イエベはないね」という感じで、冬か夏かの確認作業に入りだしていました。エメラルド・ターコイズなどの少しでも黄味が入った色は「違う…」感がすごく、ブルべ色でもダメ。明度を落としたTHE冬~なグリーンであればいけました。もみの木色とかがいいみたい。好きな色だったのでうれしい。でもグリーンは基本は「苦手」な分野の色でした。似合わないものって本当に似合わないから笑えます。

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銀のシールより上の明るいグリーンはイマイチ。下の色はOKでした。

夏か冬かの判定を進めていくと、夏のグレーを混ぜたようなニュアンスカラーや、「パステル」っぽい白を混ぜた色味は私に当てると、肌色が悪くはならいものの、印象がぼけるなぁということがわかってきました。

特別NGだったのがラベンダー色。

自分で服を着ても「なんかヤボったくてダサく見える…」と思っていた色味だったので、なるほど納得。冬の人間は基本的にはパキっとした色味のほうが顔の印象がはっきりしてハマるので、明るい色はダメではないけど、私の場合は「色」を感じるものをちゃんと着たほうがイメージにもあってよいのでは、ということでした。

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ブルべなだけあって種類が豊富な青。やっぱ中濃度。

似合う色、として入ったのがレモンイエロー。ブルべが苦手といわれる「黄色」ですが、レモンイエローのぱきっとした黄色は我ながら似合っていました。レモンイエローのコートとワンピース、滅茶苦茶にあってる(自画自賛)なのもうなずける結果となりました。

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冬の中で黄色はレモンイエローの1つだけです。

 ベースカラーの白・黒・グレーは問題なくいける。ゴールドとシルバーだとやはりシルバー。アイシーカラーは超似合うわけでもないけど、ふつうにいけるねって感じ。写真の銀シールの位置を見てもわかるように、本当に中くらいの濃さの色が得意であることがわかります。

 

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ベースカラーとアイシーカラーは問題なく合う感じ。

 持っているコスメも判定してもらったよ

 手持ちのコスメを持って行ってみてもらった結果、ブルべ冬向けの色はこんな感じ(粉とか拭いてなくてごめんなさい)

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20点くらい持ってった中でぱっと見OKだったのがこの6点。

後列左から時計回りに商品名以下。太字は冬色太鼓判のもの。

  1. benefitウォーターチークローズ
  2. INTEGRATE アクセントカラーアイズCC BL692
  3. YSL ブラッシュヴォリプテ 5
  4. Dior ルージュブラッシュ 361
  5. CHANEL レキャトルオンブル 31
  6. Dior ショウモノ 240

写真には写ってませんが、ルージュココシャイン61も冬色大勝利!とのことでした。

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まぁでも絶賛された神のチークとシャドウは廃版なんだよね。ハハっ。

papapico.hatenablog.com

「神色…!」と思うものは神色でしたので、今後も色選びをがんばろうと思いました。外資系ブランドのほうが冬が得意な色は多いものの、昔はブルべ色を多々扱っていたおシャネル様が最近イエベ秋~~~~~~って色に振り切れているので当分Diorさまにお世話になることになりそうです。春夏限定のカプリとか、リニューアル後のレキャトルオンブルとか、苦手な色味と質感ばっかりです。

YSLチークもリニューアル後は似た色味はなく、Diorの475ローズカプリスが似てそうな感じだったのでTUしたいなと思っています。

あとは、色展開としてはshu uemuraを進められましたが、私は「マット絶対ダメ族」なので、シュウとの相性は超イマイチ。各ブランドで探していくしかなさそうです。

ちなみに2週間以内に今回のレポートをまとめて郵送いただけるそうで、楽しみです。

自分が「冬」だと思わなかった理由は「黒髪がNG」だから

「冬」というと「黒髪が似合う」という要素はイメージとして強く、本当に黒髪が似合わず、暗めの色も過去大失敗した(トーン12くらいのレッド系)ことのある私はこの一点の強固なイメージから、自分が「冬」という感覚は持てないでいました。友人に「冬だろうなー」という子がいますが、やはり黒髪がとっても似合っていました。

また、自分自身が好きな色が「冬色」が多いため、願望が入った結果を出してしまいそうだなと思っており、その点でも自己診断で判定するのはやはり難しい。

今回、実際に診断を受けてみて、この辺もクリアになってよかった

  • 暗い色が苦手のため髪色はレベル10~8程度の明るさがよい
  • 色味はアッシュ、ピンク、レッド。イエローオレンジはNG。グリーンはマットにしてしまうとNG。ツヤを意識すればOK。
  • 髪は瞳の色と合わせるのが一番その人にハマる。私の場合は紅茶色がよい。

などなど…。

基本的に普段はローズ系に色を入れていたのですが(ラズベリーっぽい色を入れると、とにかく肌がきれいに見えるから)、やはりかー!という感じ。

とにかく今までぼんやり「この辺は得意…苦手…なぜ…」みたいに思っていたことを、ひとつひとつ説明していただけるので気持ちよくなれます。

骨格はストレートながら、逆要素も多々

カラーについてすでに4000字使っちゃったんですが、骨格もささっと。

骨格については自己診断が「まじでわからねぇ」という感じで、自己診断は「ナチュラル」だったんですね。まぁ骨格しっかりしてるし…?みたいな感じで。

友人に「THEウェーブ」みたいな人がいて、それを見るとウェーブも違いそう、「ストレート」もストレートで得意とされるカチっとしたワードローブは苦手ではないけど、ちょっといかつく見える…?というきらいがあり、消去表ナチュラルでした。

が、診断した結果ナチュラルの要素はなかった…。

で、ストレート診断だったものの、逆要素も多々あり、完全に寄せる必要もないのかなぁという感じがしました。

ただ、「ロングブーツがあんまりきれいに見えないな」問題は今回のストレート診断でなるほどー!となったのでこの辺は納得感。

ストレートも冬も「はっきりした大柄」「おおぶりのアクセサリー」が得意な部類なので、今後も意識していこうと思います! 

結論:プロに見てもらうのは最高。

私は基本的に「プロに任せよう」思想なのですが、プロの目線で整理してもらえると一気に理解が進んで気持ちがよかった。長年「うーん」と思っていたものがクリアになるし、年末に向けて「なんか似合わない気がする」といった目線の服をばんばん捨てられるかなって思っています。

特に「ブルべ色」と言われていた「ラベンダー」が似合わないのは気のせいじゃない!というのがわかっただけでももう十分です。はーよかった。

とはいえ、「よりきれいに、ハマる色を」というコンセプトを忘れずに、着たいものを着るという意識ではいたいと思っています。

 

結局のところ、大きな4パターンで分けたなかでも得意な色・苦手な色はあるので、その要素を分解しながら見ていただけるのは非常にありがたいです。

実際に16パターンに分けてのパーソナルカラー診断もありますが、名称ある・なしに限らず、おそらく似たような診断にはなるのかな、と思っています。

 

以上です。 

 自己診断用で買って全然わからなくて放置していましたが、今回診断を受けてから見直すと「なるほどー!」と思うところが多く、面白かったです。

 

 昔からこーゆー色味パレットは大好きでしたが、今後それに拍車がかかりそうです…。

 

papapico.hatenablog.com

 冬人口は本当に少ないそうなので、まぁそりゃ人気がでなくて廃盤にもなるよね…っていう気持ちになっている。最近のコスメ界隈はディープな秋色がトレンドに見えるので、いいなぁ…って思いながら見ています。キャラメル色とかココア色のメイク、こっくりしていてかわいい…。冬メイクって色味が強いので「色としてははまるけど、人として終わってる」みたいなメイク提案が多くて、なかなか難しいですね。黒い口紅が似合うのはリアーナだけではないだろうか。下手すると青!赤!のバブルメイクになるし…。これからもいろいろ探していこうと思います。

 

「ちょうどいいブス」は誰にとってちょうどいいのか

気がついたら師走。

こうやって1年は駆け抜けていくわけですが、平成最後の師走を迎え、平成最後の迎春を迎えるこのタイミングで地獄のようなドラマのニュースリリースが出て私のTLはざわついています。

「ちょうどいいブス」ってなんやねん。という話なのですが、このちょうどいいブスという地獄ワードの提唱者はお笑いコンビ「相席スタート」の山崎ケイさんの提唱する概念で、同名のエッセイも発売されています。 

ちょうどいいブスのススメ

ちょうどいいブスのススメ

 

ちょうどいいブスをすすめられ、ちょうどいい女になりましょうという帯。そして内容(「BOOK」データベースより)を見てみるとこんな感じ。

いい女ぶってるブスより、「私、“ちょうどいいブス”なんですよー」と言ったほうが俄然印象がいい。ユーモアがある女だとアピールできるし、相手ものってきやすい。“ちょうどいいブス”が編み出した恋愛テクニックや、“ちょうどいいブス”が背負っている使命、また美人よりも“ちょうどいいブス”が優れていることなどなど、徹底的に“ちょうどいいブス”と向き合う。

自虐とユーモアは違うのでは…?とか、結局「ブスは調子乗るな!」という圧力に対しての生存戦略でしかないじゃん…とか、これだけでも疑問が沸いてくるご説明。

ddnavi.com

記載されているテクは古典的(居酒屋で膝を相手にくっつける…など)なので、やはり目新しさは「自分はブスである」と自覚したうえで「ブスとしてわきまえて、警戒されないように、男の好意を引き出そう」という方向なんだろうなー…と推察されて辟易する。自主的なブスの自覚いる…?

また、ドラマの紹介ページやキャストのキャラクタ設定などの周辺ワードは、さらにぐつぐつ煮立たせて凝縮した地獄が詰まっていてお怒りマンボを踊ってしまいます。

ワードも酷いが、ゴールも酷い

この「ちょうどいいブス」を目指す上での問題点は大きく2つ

  • 自分の容姿や立ち位置に対するマイナス自意識が強固になる
  • 他者からのマウントありの上下関係を受け入れてしまう

これらの結果の弊害は、自尊心を削っていく考え方や行動を主体的に取り、他者からのマウントを受け入れてしまうことでさらに自尊心を削る、という地獄ループにはまることです。

「ちょうどいいブス」なんて言われた日には、相手を殺していい合図かな?と認定して差し支えはないくらい、失礼な表現です。褒め言葉としての要素は0。というかむしろマイナス。完全なるディスり単語です。「ちょうどいいブスのモテ」状態は、完全に「穴モテ」方面しかないあたりも涙を誘います。

「ちょうどいいブス」を目指して「ちょうどいいブス」を獲得した先にあるのは、恋愛対象の相手に「ちょうどいいブス」として完全にマウントを取られて「下段」に見られる関係性です。

そんな関係性をゴールにしたいのか?しちゃダメでしょ。

ケイさんのインタビューやコントなどで表現されていますが、この「ちょうどいいブス」とはそのまんま「酔ったらいける」程度の「ちょうどよさ」を表現するワードとなっており、つまりは「俺でもいける」を極限まで凝縮した姿を目指してモテよう!ということに他ならないわけです。

「ちょうどいい」なんて言葉で誤魔化すな。「都合がいい」と言え。

この「ちょうどいいブス」戦略がミートするのは、女を馬鹿にしたり、ディスったり、自分の優位を確認することで気持ちよくなりたいゴミ屑です。

結局のところ、この概念は「ブスのくせに!」という野次に対して先回りして「いや、私、わきまえてるんですよ」とエクスキューズを提示しているだけで、完全に旧態依然の「強者男性」に対しての媚でしかない。

この概念が生まれた背景として、THEセクハラ・パワハラなおっさんたちが跋扈する「お笑い」という世界の中にいるケイさんが、「お前ブスだろ!」という野次や誹り(という名のツッコミ)への防御と、芸人としての自身のキャラ付けという2点から編み出した生存戦略と考えるとしっくりきます。*1

美人でも難癖つけ、ブスでも難癖つけ…なんなんだお前らは…。

ただし、ご本人は他のインタビューで見る限り「自己肯定感の高いモテ強者」という意識で生きていらっしゃる感じなので、この「ちょうどいいブス」という下手の表現は本人の自意識ではなく、芸人としての「ネタ」「キャラ」「キャッチーさ」というノリの雰囲気を感じます。

自虐の生存戦略自体がもう古い

本人が芸人という立場で「ちょうどいいブス」としての地位を確立しながら、モテ論を語り、いい女のように振舞って笑いを取り、それをネタとする…と、いうのは百歩譲って彼女のスタイルです(2018年現在、このような自虐芸自体が「古い」とされ始めているので、時代遅れ感はいなめませんが)

しかし、それを「個人」としてではなく「普遍的に目指す姿」のように発信した瞬間に話が変わってきます。

メディアによって発信されるメッセージが「自分がブスであることを受け入れて、”ちょうどいいブス”を目指し、男に愛される」であることの絶望感と時代錯誤感はぐっとくるものがあります。

2018年は#MeToo運動が沸き起こったり、セクハラ問題で次官が辞めたりと、微力ながら少なからず「過去普通にやってたことがNG」という方向性が大手メディアを通しても提示されたのでは?とは思っています。

今、世界は必死に「男に媚びる形での”愛され”という形態を目指さなくていい」「セクハラを笑って受け流すのがいい女」などという旧態依然の呪いをぶち壊そうとしています。 

papapico.hatenablog.com

その流れに気がつかず、古い構造の中での生存戦略である、容姿やジェンダーの話で笑いを取ろうということ自体が古い。古いながら、「芸人」「お笑い」という世界のおぞましいまでの男尊女卑構造が、よりいっそう浮き彫りになったともいえます。

で、2019年もそれやる?

日テレが「逃げ恥」(TBS放送)のあとに「タラレバ」を持ってくるようなセンスのない局*2 なのは知っていたものの、さらに全力で後退して「ちょうどいいブス」なんてものに「女性が共感できて笑えるコメディ!」なんてキャッチを付けて出すあたりにもう滅びた方がよいのでは?という気持ちが抑えきれない。

上から目線の「女性の生き方指南」なんてクソくらえです。しかも、その生き方指南が「ブスだと自覚しろ」がコアメッセージだなんて、メディア上層部の「おっさん」臭がひどすぎて、そりゃテレビ離れも加速するよねという話です。

結論:媚びて自分を軽んじるな。ラブリーに生きろ。

  1. 自分が「ブス」であると自覚して、「ちょうどいいブス」を目指す
  2. 自分で自分を「かわいい」と愛しんで、「かわいい」を目指す

100%後者!後者を目指そう!いや、もう並べると一目瞭然で1が提唱する中身のヤバさが浮き彫りになります。

自称「ブス」としての立ち位置を確立することは自由ですし、それ自体を否定するつもりはありません。しかし、まず「大多数の人間は自覚がないけどブス!ブスを自覚しろ!そしてちょうどいいブスになろう!」というメッセージは、「説教ビジネス」以外のなにものでもないと思います。

自分自身、「ブス…」と鏡の前で鬱になることはあるし、毎日かわいいわけじゃないし、1日毎に年は取っていきます。

それでも私は「私最高!」と思って生きていけるようになりたいし、エンパワメントされるものを見て、聞いて、鼓舞されていきたい。

時代の流れは確実に「そっち」に流れており、おっさんたちに媚びへつらって「私馬鹿で~」「ブスで~」「よくわからなくて~」なんて愛想笑いを浮かべなくていいように、少なくとも心まで折られないように生きていきたい。

きっとドラマのタイアップで女性誌などに「ちょうどいいブスのススメ☆」みたいな特集が組まれることでしょう。だけど、惑わされちゃいけません。それは、社会のお金の流れの一部でしかなくて、そんなものを身に着けて媚びへつらって、結果虐げられて泣くなんてことしちゃだめです。

クソなメッセージにちゃんと怒って「ふざけんな!」って言うことは、大事だと思うので、いくらでも悪口を言っていくぞ!

今回は以上です。

 *1.ジャンポケ太田氏が命名。生まれた背景はRay webサイトに掲載されている「ちょうどいいブスのススメ」参照

*2.逃げ恥はTBS、タラレバは日テレ放送です。1クールずれての放映だったので、「逃げ恥の後に~」と記載していましたが、誤解を招く書き方だったので追記します。

だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査

だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査

 

 劇団雌猫さんの「だから私はメイクする」本当にいい本です。いろんな人のいろんな思いでの「メイクする」が詰まっていて、泣けちゃいます。自分のためにめかすって心のためにも大事だよね。

www.e-aidem.com

手前味噌ですが、りっすんさんに寄稿したコスメ記事です。ガチのおススメしか書いてないよ!入りきらなかった。

 ■関連過去記事

papapico.hatenablog.com

papapico.hatenablog.com

papapico.hatenablog.com

 

地獄の結婚式が終わってヒッピハッピホリデー!

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終わりました。

日々泣き言を言い、ダイエットで発狂し、激務とADHDでもう全部投げ出しそうになっていた結婚式が終わりました。

どれだけやりたくないのかというくらいの愚痴っぷり・・・。直前のスケジュールは「女優かな?」というくらいのエステ美容三昧。

気分は楊貴妃クレオパトラ・・・なんて優雅な気持ちなわけはなく、分刻みのスケジュールに「庶民がパーティをやろうとするとこうなる・・・。パーティは貴族がやるもの・・・」という気持ちを日々強くする結果となりました。

見よ、この地獄スケジュールを!

11月13日(月)

  • 17時半退勤、4時間ジム(帰宅後仕事)

11月14日(火)

  • 19時退勤、20時~エステ(帰宅後仕事)

11月15日(水)

  • 17時半退勤、4時間ジム(帰宅後仕事)

11月16日(木)

  • 休み直前の終電まで仕事&帰宅後仕事

11月17日(金)

  • 10:00~11:45 ネイル@代官山
  • 12:00~14:00 シェービング@代官山
  • 14:30~15:45 マツエク@表参道
  • 16:00~18:00 エステ@新宿
  • 自宅で半身欲、そして寝る。

11月18日(土)

  • 16:30~18:00 コルギ@新宿
  • 高い化粧品を惜しげもなく使い、自宅で半身欲、そして寝る。

直前2日とか、本当に女優かな?ってスケジュール。

会社で男性同僚その他に「直前やることないよ~」と言われてましたが、見ろよこれを。まぁまぁ疲れるから。エステで疲れるって何様?って思うけど、本当に疲れるんだってば。いや、あなた方の奥様方はそれはビューティフルでやることなかったのかもしれないけど!あるよ!やることが!

会社のスケジュールには「12週定時に上がります」とスケジュール登録して直前のジムフルスロットル&エステで追い込みました。

理想体重には3キロ届かずでしたが、とりあえず及第点くらいには間に合ったのでよしとします。 

papapico.hatenablog.com

マイナス15キロは無理でした。マイナス9.6キロでフィニッシュです。

花嫁は直前にしかできないことが多すぎる

事前準備をして、当日は余裕で迎えましょ★とか私だって言いたい。

でも、少なくとも、ネイル・シェービング・マツエクはぎりぎり引き伸ばして1週間前しか無理だし、基本的に理想は2~3日前。でも、1週間前に産毛剃っても生えてこない・・・?結局直前が正義じゃない・・・?となり、有給は取っていたけど本当に忙しかった・・・・・・。

当日は秒速で終わる

楽しかったです!

やってよかったかどうか

二度とやりたくないけど、やってよかったなーとは思います。夫婦でも「楽しかったねー」と言って終われました。あと乗りきった&楽しくおわることができたことで、より仲良くなれました。

結婚式に関しては自分がこだわったことはだいたいよくて、こだわらなかったことはだいたい心残りになりますね。

個人的には打ち合わせ時と仕入れのお花の色が若干変わってしまい、不可抗力ですがそれだけちょっと心残りーってなったのと、詳細なイメージを伝えていなかったケーキが「うーちょっと違ったーーーー」ってなりました。

あとは二次会の時に頭ダウンにすればよかったかなーとか、挙式のドレスやっぱり別のにすればよかったかなーとか、でも本命のドレスとかアクセサリーは本当に我ながら完璧だったからよかったなーとか、細かい話は有りますが、総じてよかったです。

ドレスの型にもよりますが、ブライダル下着のニッパーじゃなく、ガチコルセットでドレスを着るの本当にきれいに見えるからオススメです!

あと、なゆゆのツイートで知ったディープUブラ。胸元がばーあいたドレスだったので本当に助かった!

まとめ:式自体は食とお酒が上手ければオールオッケー

ご飯とお酒は妥協しない!をモットーにいろいろ我侭を言いましたが、本当においしくて、ゲストからも多々褒めていただいたのでこればっかりは妥協しなくてよかったです。

余興的なものは乾杯のご挨拶以外は本当に全てをカットしたのですが、時間的にも内容的にも余裕でした。

というか、それだけ省いたのに2.5時間があっという間で、ゲストとお話できなかったりするので、余興を盛りだくさんにすると本当に話す時間はないだろうなー、と実感しました。

この辺は形式だった式をやるのかなどでも変わると思いますが「余興やりたくない・・・でも間が持たないかな・・・」と悩んでいる人は参考にしてください。

THE自己満足の記録は別途残そうと思いますが、はー終わった終わった。

もう燃えカスだよ。しばらく何もやりたくないけどとりあえずポテチ食べます。 

 

ELLE mariage No.32 (FG MOOK)

ELLE mariage No.32 (FG MOOK)

 

 このときの特集は個人的に非常に好きで、いまだに見返します。

 

VOGUE Wedding (ヴォーグウエディング) VOL.13 2018秋冬

VOGUE Wedding (ヴォーグウエディング) VOL.13 2018秋冬

 

 まるっとぱくることはできなくても、アイデアをぱくることはできるのでよく読んでいました。

 

 

中田敦彦発言に見る「家事をフローで理解せず、イベント実行する」男たち

やばいインタビュー記事を読んでしまった。

読んで即「モラ山ハラ男さんじゃないですか!ちっす!」と挨拶するレベルでサイコがパスしているスメルがものすごかった。ブラウザの先で瘴気にやられるレベル。香ばしいとはこのことか。

「俺はこんなに妻に尽くしているのに!」
「妻はママ友との旦那点数付けで原点方式になっている!」
「俺はマウンティングの餌食になっている被害者!」

お、おう。

彼の主張は一貫しており「自分はよき夫」にもかかわらず「妻は満足しなかった」という被害者の立場。結論は「尽くしすぎたことで妻の要求が高くなり苦しくなった(=妻を甘やかしたことでワガママを助長した)」と締めくくっている。

そんな大反響記事に妻はこの反応。

 まじか。

まぁ夫婦のことはお二人にしかわかりませんし・・・と濁したいところだが、率直な感想を述べると、「こいつと生活してたらメンがヘラるな」だった。彼が「俺大正義!」と超え高々に勝利宣言し、「いい夫やめます!」と宣言するにいたった根拠として上げているのは、2点。

  1. カウンセラーにも証明された
  2. 妻も現在は反省している

「1.外部の権威者」からのお墨付きと、「2.当事者の反省」があるのだから、やっぱり俺大正義!大勝利!いうことである。

本当に「ありがとうございます、お腹いっぱいですにゃん」とブラウザバックで逃げたくなる。とはいえ、ここまでで700文字程度書いておいてなんだが、この一連のインタビューで感じられるモラハラみ」と「パスみ」の分析はもう別の誰かにお任せする。

私が本日話したいのは「本人はやっているつもりなのに、妻から家事やっている認定を受けられない問題」である。長い。

圧倒的当事者意識の欠如

記事内で真っ先に気になったのが、中田氏の以下の発言である。

 家にいる時間が増えたことで、妻も家事や育児をシェアしやすくなったようでした。「ちょっと長女と出かけてくるから下の子を見ていてね」とか、「○○がないから、そこのスーパーで買ってきてくれる?」とか、声をかけられることが増えていました。「すごいよ、オレ!」「妻からのニーズにすべて応えられる状況が完成した」「完全な勝利だ!」と自信満々でした。

はい、だめ。全然だめ。0点。

彼は「”依頼”されるまで、そのタスクに気がついていないし、自主的に把握するようにも努められていない」ということが見てとれる。相手から言われないと「家に今なにが必要か」がわからない。わかろうともしていない。

自分で把握して、動けてない人が家にいる時間が増えたところで「お守りする人」が増えてるから嫁に「変わってない」と不満をぶつけられているのだ。

表面化した「ニーズ」い答えることは誰にでもできる、潜在的ニーズを把握せよと仕事でも言われるだろう。お前にかけているのはその意識だ。

とはいえ、これはぶっちゃけ我が家でもよくありますし、おそらく9割の家庭であることなのではないかなーと思っている。この意識差はどこから生まれるのか?と考えると、家事の捉え方なのではないかという仮説にいきついた。

家事はイベント発生ではなく、フローなのだ

家事とは「イベント発生」するものではなくて「フロー処理」かつ、それらの処理が複数依存する複雑な流れなのだ。例えば「料理」「ゴミ捨て」「洗濯」は一見依存関係がなさそうな独立したカテゴリに見えますが、多くの主婦はこれらの相関を考えながら行動する。どういうことか?

冷蔵庫に秋刀魚と手羽先があるな~。秋刀魚はそろそろ期限だから今日食べなきゃ。でも明日ゴミの日だから、手羽先を処理して骨出しちゃいたいな。あーだったら秋刀魚はマリネで日持ちさせて、今日手羽先メインで献立を作るか。野菜はまだあるから今日は買出し行かなくてすみそうだな。どうせ明日ゴミ出しだから、今日のうちに洗濯物回すだけまわしちゃってドラム掃除機の埃掃除もして全部出しちゃえ。そろそろ洗剤切れそうだからamazonで発注しなきゃだなー。他のものも含めて考えて次の資源ごみの前に到着するように依頼かけよっと(10秒)

みたいなことを考えているわけです。

週の中の「ゴミの日(燃える・燃えない・資源)」というマイルストンから逆算し、冷蔵庫の在庫を考え、生活が回るように設計する。そしてこれらがスムーズに運用されるような運用設計を考えて動いているわけですね。

 全体把握がなく、個別最適に走ると破綻する

この一連の流れを理解せずに「点」で理解・実行している限り「主体的に動く」なんてことはできません。

別に妻側も誰かに「やれ」って言われているわけじゃなく、教えられたわけではなく、生活の中でそうしていくのが最適だったり効率的だったりするから、学ぶわけです。

が、実際、男性・共働き・一人暮らし経験者でも「主体的に把握して動ける」人材は非常に少ない。だが家事を全部こちらにまわされても困るとなった時に発生するのが、妻から夫への「依頼」です。

「明日資源の日だからダンボール解体して持っていって」

「今日洗濯したいから、出すもの全部出して、よろしくね」

「料理お願いしてもいい?」

ここで発生する乖離は以下の通り

  • 妻:自分が把握しているタスクを「依頼」して実行している。本来はこれらを全て把握して自発的に実行して欲しい(願いが叶っていないのでストレス発生)
  • 夫: 言われたことは実行しているし、きちんと家事を「手伝っている」。故に自分はきちんと家事をしている。

そしてこの関係は、表面上は上手く回ってたりするから性質が悪い。

平時は「主従」関係でも成立つが、戦時に乗り切れない

厄介なのは、妻側も普段(余裕がある時)は「言ってやってくれるならいいか」と思っていたりもする点。ぶっちゃけ私もそうでした。

でも忙しく余裕がないときに「依頼」「リマインド」を出せないと、「家事がスタックする=自分がやらざるを得ない」という状況にぶち当たり、自分が動かないと家は1mmも片付かない。・・・となってくると、「なんでやってくれないの!?」という不満が生まれ、時に実際に爆発し、唐突にぶつけられた相手側も「じゃあ言ってよ!?」となるわけですね。はー難しい。

管理・マネジメント工数は馬鹿にならない

 

そしてそれはインタビュー内で語られているような「言うこと聞きすぎたからつけ上がった!」って結論ではないと思うのだが。てゆーかあのインタビューではマネジメント工数を軽視しすぎ。

「優秀な作業者」でしかなかったのに、「自分は優秀な家事の担い手だった」という自己認識でいるから、評価ギャップが産まれたのだ。この辺の問題を無視して語っても、双方殺伐とした殺し合いにんしかならないし、根本的な問題点は「反省」では解決しないので、意味がないのでは。

とはいえ、この辺の話をとって「夫を教育」とか呼び出すとまたややこしい問題が発生するので気をつけて欲しいし、中田・福田夫婦は「合理性」を履き違えていたようなことは、他のインタビューでも見て取れる。

家事・育児をいかにうまく分担するかは、夫とのコミュニケーションの取り方にかかっている。上手な「お願いの仕方」にはコツがある。オリエンタルラジオ中田敦彦の妻でタレントの福田萌に、うまく夫を“操縦”する秘訣を教えてもらった。

家事最適化に向けて家庭内PDCAサイクルを回すしかない

結局のところ「何をもって家事とするか」というゴール設定が合意できていないと、結局双方不幸になるということなので、「一緒に生活する」という原点に立ち戻って、同じチームの人間として快適に過ごせるように合意形成・ブラッシュアップしていくしかないと思います。

例えば「掃除」一つをとっても

  • 部屋に埃が落ちていない状態を目指す(物は散らかっていてもいい)
  • 全体的にものが仕舞われていてきれいな状態を目指す(整理整頓の優先度は低)

ではゴールが全然違います。

そして得てして人の「感覚」はだいぶ違う。

そのすれ違いを起こさないためには「自分が何を求めているのか」を明確にして相手に伝え、また「相手が何を求めているか」を把握して妥協点なりボーダーラインなりを設定するしかない。相手の「気になるポイント」が全然ないのであれば、自分の「気になるポイント」を相手に伝わるように具体化して、整理するしかないのです。

多くの場合「気になるポイント」が多いのが「女性側」のため、男女論に集約されていくのですが、「気になる、ストレスを溜める」側が発露しないとものごと進まないので、そこはしょうがないと折れるしかない。

結論:石油王になるか、話し合うか

唸るほどのお金があれば全部外注して「家事」なんてものにリソースを割かないことは可能ですが、私は平民なので「話し合い」というコストを払って少しづつ相手とチームで家事運営できるように設計するしかありません。

なりたいな、石油王。でも石油王の世界も危険がいっぱいなので、庶民は庶民らしく持続的に運用可能な家事スキームを作り上げて回すしかないのです。

みんながんばろうね!(洗濯物の山に埋もれながら)

 

勝間式 超ロジカル家事

勝間式 超ロジカル家事